「平穏」と「安穏」の違いとは?分かりやすく解釈

「平穏」と「安穏」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「平穏」「安穏」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような意味と、違いがあるでしょうか。

「平穏」とは?

「平穏」とは?

「平穏」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「平穏」「へいおん」と読みます。

「平穏」は、「変わったこともなく、穏やかなこと。

またその様子」
という意味があります。

無事に暮らせていると相手に伝えたいときなどに、「平穏」という言葉を使います。

「平穏な日々を過ごしている」などと、「平穏」を使い、トラブルなどに見舞われていないことを伝えましょう。

「平穏」を使った言葉に、「平穏無事(へいおんぶじ)」があります。

「平穏無事」には、「穏やかで、心配事などがなく、穏やかな暮らしを送ること」という意味があります。

この場合の「無事」には、「健康なこと」というニュアンスも含まれています。

手紙の最後の方に、「ご家族の平穏無事を祈っています」などという文章を加えると、相手の家族の心配事のない穏やかな生活、健康な日々を祈っているという挨拶にすることができます。

「安穏」とは?

「安穏」とは?

「安穏」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「安穏」「あんのん」と読みます。

「安穏」「心静かに落ち着いていること。

その様子」
という意味があります。

今まで通りで、心が波立こともなく、落ち着いている様子を意味する言葉になります。

「安穏とした日々を過ごしています」という場合は、特に大きな変化も起こらずに、落ち着いた様子で生活ができていることを伝えることができます。

「安穏なのが一番」という文章には、特別な出来事が起こらず、落ち着いた暮らしができるのが一番だという意味があります。

また、「安穏を願う」という言葉には、「何事もないことを願います」という意味があります。

このように、生活などに大きな変化が起こらず、落ち着いて暮らしている様子を見たときは、「安穏」を使ってみてはいかがでしょうか。

「平穏」と「安穏」の違い

「平穏」と「安穏」の違い

「平穏」「安穏」の違いを、分かりやすく解説します。

「平穏」は、「変わったこともなく、穏やかなこと。

またその様子」
という意味があります。

一方、「安穏」「心静かに落ち着いていること。

その様子」
という意味があります。

どちらも、落ち着いていることを意味する言葉になりますが、「平穏」は、様々な物事が、トラブルなども起こらずに、落ち着いた様子だというニュアンスがあるのに対して、「安穏」は大きな変化がなく、落ち着いているという意味があります。

このように「平穏」は、大きな問題が起こらない様子を示唆するのに対して、「安穏」は、大きな変化が起こらない様子を示唆する言葉と考えることができます。

まとめ

まとめ

「平穏」「安穏」の違いについて見てきました。

何もトラブルが起こらず暮らせているときは「平穏」を、大きな変化が起こらず暮らせているときは「安穏」を使うようにしてみましょう。