「困難」と「挫折」の違いとは?分かりやすく解釈

「困難」と「挫折」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「困難」「挫折」の違いを分かりやすく説明していきます。

「困難」とは?

「困難」とは?

「困難」とは、克服するのが難しいと思った場合、または難題だと考えることに対して使われる言葉です。

「この困難にどう立ち向かっていくか」といったような使い方になり、少なくとも自分にとっては難題となる事柄に対する表現になります。

ただし、主観的な表現となる為、自分がこの課題は難しい、「困難」だと思ったとしても、他の人からはそうは思われないかも知れず、誰もがこの「困難」だと考えるような定義というものは特に存在しません。

「挫折」とは?

「挫折」とは?

「挫折」とは、物事の途中で挫けてしまうことです。

「司法試験の合格を目標としていたが、3回目の不合格で挫折してしまった」などという使い方になり、道半ばにしてリタイヤといった表現になります。

先の「困難」と一緒に、「自分にとってはとても困難だった為、挫折してしまった」のように使われることも多く、その「困難」とは、意味から切り離せない言葉かも知れません。

「困難」と「挫折」の違い

「困難」と「挫折」の違い

「困難」「挫折」の違いを、分かりやすく解説します。

「困難」は、そのように使った人にとってはとても難しく、難題だという意味になります。

ただし、それを乗り越えたり克服することができないという意味ではない為、「大変な困難だったが、何とか乗り換えることができた」のような使われ方もする言葉です。

「挫折」は、その「困難」に負けてしまったといった解釈になる言葉で、何かの道半ばで挫けてしまったことを表す言葉です。

よって、あまりいい表現にはなりませんが、「あの挫折があったからこそ、今の自分がある」などと、過去の失敗が今の役に立っているといったようにも使うことができます。

まとめ

まとめ

「困難」「挫折」は、このような言葉です。

世の中には色々な「困難」が待ち受けているものですが、その都度「挫折」してしまっては、前に進むことはできません。