この記事では、「目移り」と「好き」の違いを分かりやすく説明していきます。
「目移り」とは?
「目移り」とは、他のものに惹かれてしまうことの表現です。
「目移りしてしまって、1つを選ぶのは難しい」などと使われる言葉で、1つに集中できない(選べない)という意味で用いられます。
「色々と目移りする」と使うと、色々なものに惹かれてしまっている様子と同時に、これぞというもの(魅力的なもの)が1つではないといった解釈になります。
「好き」とは?
「好き」は、それが好みだという意味になる言葉で、その対象は、食べ物や漫画などから、異性にまで及びます。
自分の基準で使える言葉なので、例えば、「この歌手が好きだ」と使った場合でも、他の人はそうとは思わないかも知れません。
尚、「好んでいる」といった解釈になりますが、異性に対して使った時には愛情表現となる場合がほとんどで、その上の表現となると「愛している」となります。
「目移り」と「好き」の違い
「目移り」と「好き」の違いを、分かりやすく解説します。
「目移り」は、「好き」だと思うものが決まらず、他のものも魅力的に見えてしまうような時に用いられる表現です。
そのように思えてしまう時には、至って普通のことかも知れませんが、場合によっては失礼になってしまうので注意が必要になります。
特に、それほど時間がない時に、いつまで経っても「目移り」していると、いい加減にして欲しいとも思われてしまいかねません。
「好き」は、それが自分の好みとなる時に使う言葉で、物や人だけでなく、話や方法といったものも対象になります。
「好み」だという意味で、これが使えない対象はあまりなく、「好きな色」や「好きな本」などと、色々なものをそれだと表す為に使ってください。
まとめ
「目移り」と「好き」は、このように違います。
どれも「好き」だということから、「目移り」してしまう場合も少なくなく、どうしても選べない場合には、それも仕方ないかも知れません。