この記事では、「良好」と「良い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「良好」とは?
「良好」は、好ましい状態だという意味で使われる言葉です。
「Wi-Fiの通信が良好な状態だ」などと用いられる場合や、「あの国とは良好な関係と築いている」のように使われ、それぞれ決して悪くなく、好ましい状態になっていると解釈することができます。
「天気は良好」といった使い方もでき、この場合は晴天だという意味になります。
この言葉が使われた時には、どの場合でも、全く悪いことにはなっていないことが分かります。
「良い」とは?
「良い」は、先の「良好」と同じ意味で使われます。
上に挙げた例文をこちらで言い換えると、「Wi-Fiの通信が良い状態だ」、「あの国とは良い関係と築いている」、「天気が良い」となります。
よって、置き換えにはなりませんが、少し表現を変えれば同じことが表せる言葉で、どちらかと言えば口語向きの表現です。
「良好」と「良い」の違い
「良好」と「良い」の違いを、分かりやすく解説します。
これらは意味は一緒ですが、「良好」の方は、文章にするのに向いており、特に観察日誌などでは、「状態:良好」と記載する方が「良い」とするより適しており、記録向きとも言える表現です。
「良い」は、「良かったよ」のような形で使われることも多いです。
これを「良好」で言い換えると、「良好だった」となりますが、些か堅い表現になってしまい、何かの感想として使うには合っていません。
また、「良い」は、「よい」と読むのが正しい読み方ながら、「いい」としても間違いではなく、そちらの方が適している場合も少なくありません。
例えば、「いいじゃん」、「いいかも」といったような使い方では、「よいじゃん」、「よいかも」とするとおかしくなってしまいます。
まとめ
「良好」と「良い」は、このような言葉です。
意味としては一緒なので、その場面でどちらが適しているのかを考えて使い分けてください。