この記事では、「過激」と「過大」の違いを分かりやすく説明していきます。
「過激」とは?
「過激」とは、物事など度を越して激しいことやその様子を言います。
また考え方、発言などが極端なことでもあります。
使い方としては「過激な運動は避けてください」「随分と過激なことを言う」「あんな過激なファッションで来られるのは困る」という風に使います。
「過大」とは?
「過大」とは、程度が大き過ぎるという意味になります。
よく使われる言葉に「過大評価」があります。
これは物事の価値を実際よりもかなり大きく見積もることを言います。
「彼はこれまで過大評価されていただけで、本来は大したことはなかった」「今年の新人に過大な期待をかける」「費用を過大に見積もるのは止めてください」という風に使います。
「過激」と「過大」の違い!
「過激」と「過大」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つの言葉は「過ぎる」という意味合いでは共通しています。
しかし言葉の意味はまったく違いますので、正しい理解をして使い分けるようにしてください。
まず「過激」ですが、これは漢字を見れば意味がわかりますように、物事や発言など「激し過ぎる」ということになります。
発言であれば、はっきり言い過ぎる、爆弾発言といった時に「過激な発言」「過激な事を言う」などと使います。
また激しく体を動かす、無茶をするといった時も「過激な運動」「過激な行動」などと言います。
そして「過大」ですが、これは「程度が大き過ぎる」という意味で覚えてください。
「過大な期待」「過大評価」「過大視」などと使います。
覚え方としては「過激は激し過ぎる」「過大は大き過ぎる」とすれば、簡単ですし、使い分けに迷わなくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「過激」と「過大」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
この二つの言葉は意味がそれぞれ違いますので、まず意味を理解することが大事です。
意味さえ理解すれば使い分けることは容易な言葉です。