この記事では、「蓋」と「栓」の違いを分かりやすく説明していきます。
「蓋」とは?
「蓋」の意味と概要について紹介します。
「蓋」の意味
「蓋」は「ふた」と読みます。
意味は「ものの口にあてて、開いた部分をふさぐもの」「サザエやタニシなどの貝の口をふさぐもの」「昔のこ言葉でスッポンのこと」になります。
「蓋」の概要
蓋は、容器や箱などの空いた部分にあてて、空気に触れる部分をふさぐ器具のことを言います。
基本的に本体の上からのせたりかぶせたりして使うものが多く、大きなものから小さなものがあります。
具体的には、「鍋」「お弁当箱」「瓶」などに「蓋」が使われます。
また、転じて「臭い物に蓋(くさいものにふた)」ということわざが作られ、「都合の悪いことがバレない様に、その場しのぎで隠そうとすること」という意味で使われます。
「栓」とは?
「栓」の意味と概要について紹介します。
「栓」の意味
「栓」は「せん」と読み、「管や穴、瓶などの口に差し入れて開いた部分をふさぐもの」「水道管やガス管などの住宅における開閉装置」という意味があります。
「栓」の概要
「栓」は、容器の中でも特に管や瓶など口が小さいものをふさぎ、中からものが出ない様にするもののことを言います。
基本的に細長くして穴の中に差し込んで使い、プラスチックやコルクなどで出来ていることもあれば、コック式にひねって使うものもあります。
具体的には「ビール栓」「耳栓」「水道栓・ガス栓」などがあります。
「蓋」と「栓」の違い!
「蓋」は、「箱や容器などの開いた口にのせたりかぶせたりしたふさぐもの」のことです。
「栓」は、「管や瓶などの細い物の口に差し込んだり、ひねったりして、中のものが漏れないようにするためのものや装置」のことです。
まとめ
今回は「蓋」と「栓」の違いをお伝えしました。
「蓋」は「のせたりかぶせたりするもの」、「栓」は「差し込んだりひねったりするもの」と覚えておきましょう。