「コピー曲」と「カバー曲」の違いとは?分かりやすく解釈

「コピー曲」と「カバー曲」の違い音楽・楽器

この記事では、「コピー曲」「カバー曲」の違いを分かりやすく説明していきます。

「コピー曲」とは?

「コピー曲」とは?

「コピー曲」とは、既に世間に出ている(プロの)曲をそのまま演奏、及び歌った曲に対して使われる言葉です。

例として、アマチュアバンドのメンバーが、「コピー曲オンリーだけどね」と使ったとすると、そのバンドとしてのオリジナルの曲はなく、誰かの曲を真似て活動していると言っていることになります。

そのようなバンドは「コピーバンド」と呼ばれ、アマチュアとしての活動であれば、特に問題になることはありませんが、その公開に少しでも金銭が絡んでくるようなことになると、版権などの権利関係の問題が生じてしまいます。

「カバー曲」とは?

「カバー曲」とは?

「カバー曲」も同様に、既に存在する曲をそのまま演奏したり、歌った曲のことです。

ただし、こちらの場合は、きちんとした許可を得た上でそうしているという解釈になります。

その為、プロが過去の名曲の「カバー曲」を発売するといったことも多く、例えば、「Risky Melody」というバンドが2019年に発売した「Diamonds」という曲は、1989年に「PRINCESS PRINCESS」が発売した同曲の「カバー曲」です。

「コピー曲」と「カバー曲」の違い

「コピー曲」と「カバー曲」の違い

「コピー曲」「カバー曲」の違いを、分かりやすく解説します。

これらは、行うことは一緒なものの、「コピー曲」は、特に何の許可も得ずに「コピー」した曲のことで、「カバー曲」は、権利関係をきちんとした上での「コピー」になるという違いになります。

「カバー曲」は数多く、「EXILE」の大ヒット曲である「Choo Choo TRAIN」も、実は「ZOO」というダンスグループのそれになります。

また、この「カバー」は、「ZOO」出身のSAM氏が「EXILE」を立ち上げたことで実現しており、このように、過去に関係があったグループなどの曲が「カバー」されることも少なくありません。

まとめ

まとめ

「コピー曲」「カバー曲」は、このように異なります。

「コピー曲」は、あくまで趣味の範囲でのみ、そういった行為が黙認されると考えていいでしょう。