この記事では、「譜面」と「楽譜」の違いを分かりやすく説明していきます。
「譜面」とは?
「譜面」の意味と概要について紹介します。
意味
「譜面」は「ふめん」と読み、「楽曲を記号や符号に書き表したもので、限定的なものを表す」という意味です。
「楽譜」の中でも、現在自分が使用する為の紙片を表します。
概要
「譜面」は、「楽譜」と同じ意味ですが、「楽譜の面」という解釈があります。
つまり、「楽譜」が全ての音楽を書き表したものに対して、「譜面」は「自分がこれから演奏する楽曲の楽譜」のことを言うのです。
「譜面台」は自分が演奏する「楽譜」を置く台のことです。
「楽譜」とは?
「楽譜」の意味と概要について紹介します。
意味
「楽譜」は「がくふ」と読み、「楽曲を記号や符号により書き表し、第三者が見て同じ演奏ができる様に記録したもの」という意味です。
ヨーロッパで発祥した記録方法で、規則に従い音楽を紙面にあらわしたものです。
概要
「楽譜」と言えば「五線紙」に「音符」や「記号」が組合わさって作られたものが知られていますが、音楽により様々な楽譜が存在します。
打楽器など明確な音程がない楽器には一本線で表す「一線譜」、ギターなど弦楽器には弦の押さえ方を表す「タブ譜」などがあります。
「譜面」と「楽譜」の違い!
「譜面」は、これから自分が演奏する「楽譜」の紙面のことです。
「楽譜」は、あらゆる音楽を記号や符号で表した紙面のことです。
まとめ
「譜面」と「楽譜」は、基本的に同じものですが、「譜面」の方が限定的な意味になります。
あまり使い分けを気にする必要なはいでしょう。