「演奏」と「合奏」の違いとは?分かりやすく解釈

「演奏」と「合奏」の違い音楽・楽器

この記事では、「演奏」「合奏」の違いを分かりやすく説明していきます。

「演奏」とは?

「演奏」とは?

「演奏」とは、楽器を奏でることで、特に楽器の種類は問わず使うことができる言葉です。

ギターを弾くこともこの「演奏」で、ピアノやキーボードによるものもそのように使うことができます。

バンドと呼ばれる音楽グループでは、歌と演奏をそのメンバー間で行いますが、ソロ歌手は演奏はバックバンドと呼ばれる人たち行ってもらうもので、いつも一定の人が行うとは限りません。

「合奏」とは?

「合奏」とは?

「合奏」は、2つ以上の楽器を同時に演奏することの表現になります。

「今度、ギターとキーボードで合奏しよう」のように使う言葉で、そのような演奏自体を指して使うこともできます。

「あの2人の合奏は、いつ聞いても素晴らしい」といったような使われ方から、多人数で一緒に楽器を演奏する「合奏会」のような用い方まで、2つ以上の楽器が同時に演奏されることに広く使われる言葉です。

「演奏」と「合奏」の違い

「演奏」と「合奏」の違い

「演奏」「合奏」の違いを、分かりやすく解説します。

「演奏」は、何らかの楽器を使って演奏することで、「合奏」の方は、2つ以上の楽器で同時に演奏する(される)ことの表現です。

つまり、「演奏」があり、それが「合奏」になることもあるという関係になります。

「合奏」する時の楽器の数や人数に特に制限はなく、オーケストラのように50人以上が一斉に演奏する場合も「合奏」と表現されます。

また、1人で器用に2つの楽器を同時に弾くことも「合奏」の1つで、「2人以上」という意味ではないので注意してください。

まとめ

まとめ

「演奏」「合奏」の違いは、以上の通りです。

「演奏」する楽器にも特に制限はありませんが、いわゆる「ヒューマンビートボックス」と呼ばれる、楽器は何も使わず、口だけで色々な音を出す(以前は「ボイスパーカッション」と言われていました)ことに対しては使いません。

何かしらの楽器が絡んでこその「演奏」という表現になります。