「ラップ」と「ヒップホップ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ラップ」と「ヒップホップ」の違い音楽・楽器

この記事では、「ラップ」「ヒップホップ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ラップ」とは?

「ラップ」とは?

「ラップ」とは、歌詞で(主に語尾で)「韻」を踏みながらリズムに乗って歌う音楽になります。

即興で作ることも多いですが、その場合にもこの「韻」というものが大切な要素になり、これが絡まないと「ラップ」とは呼ばないことも多いです。

「韻を踏む」とは、ローマ字にした時の母音に当たる部分が一緒なことで、例えば、「ボール」「ローズ」がそれになり、「そこにあるボール、それはまるでローズ」という歌詞があれば、語尾で韻が踏めていると考えていいでしょう。

「ヒップホップ」とは?

「ヒップホップ」とは?

「ヒップホップ」は、アメリカのニューヨークで発祥したヒスパニック系の音楽のスタイルで、比較的遅めのテンポと、独特なリズムで展開されるのが特徴となっています。

その中の1つが先の「ラップ」で、そちらの要素となる「韻」が特に踏まれておらず、ユニークな歌詞で展開されるものが多くなっています。

DJプレイと合わせることも多く、また、体に合っていない、だぼっとした服装を指して、そのように呼ぶこともあります。

「ラップ」と「ヒップホップ」の違い

「ラップ」と「ヒップホップ」の違い

「ラップ」「ヒップホップ」の違いを、分かりやすく解説します。

「ラップ」は、韻が大切になる音楽のジャンルの1つですが、遭えて本来とはリズムを外した曲中の部分がこのように呼ばれることもあり、その時には韻とは特に関係なく用いられます。

「ヒップホップ」は、その「ラップ」を含む、ヒスパニック系の音楽スタイルです。

そういった音楽を好む人がしていることが多い、だぼっとした服装にも用いられる言葉で、「明日の野外ライブには、ヒップホップスタイルで行くかな」のように使われた時には、こちらの意味だと分かります。

まとめ

まとめ

「ラップ」「ヒップホップ」は、このように違います。

「ラップ」は、「ヒップホップ」の1つのジャンルになりますが、近年では、「テクノ」「トランス」などの違うスタイルの音楽と融合させたものも珍しくなくなっています。