この記事では、「リードギター」と「リズムギター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「リードギター」とは?
「リードギター」の意味は以下の通りです。
1つ目は、「バンド演奏おいて、ギターでメインとなるフレーズや、間奏中に独立したメロディーを演奏すること」という意味で、演奏するパートのことです。
2つ目は「バンドメンバーにおいて、メインフレーズやギターソロを担当するギタリスト」という意味で、バンドの役割のことです。
上記に共通するのは「メインとなるフレーズを演奏する」という意味です。
「リードギター」の特徴
「リードギター」の特徴は、バンド演奏において、ボーカルの次にメロディーを演奏するという点です。
ボーカルが歌っている間はリフという、その楽曲の最もメインとなる繰り返しのフレーズを弾き、間奏になった時には単独で、ボーカルラインとは全く違う力強いメロディーを演奏します。
「リードギター」には「速弾きタイプ」や、「刻みタイプ」などがあり、どれもバンドの個性引き立たせる演奏をすることが重視されます。
また、「リードギター」が下で紹介する「リズムギター」や「サイドギター」を全て兼ねているバンドも少なくありません。
「リズムギター」とは?
「リズムギター」の意味は以下の通りです。
1つ目は、「バンド演奏において、ギターでコードをカッティングして、リズム感を強調した演奏をすること」という意味で、演奏するパートのことです。
2つ目は「バンドメンバーにおいて、リードギターをサポートして、ソロ中にもリズムや音圧を確保するギタリスト」という意味で、バンドの役割のことです。
上記に共通するのは「リードギターをサポートする」という意味です。
「リズムギター」の特徴
「リズムギター」の特徴は、バンド演奏において、ドラムやベースと息を合わせて演奏に厚みとグルーブ感をもたらすという点です。
基本的にリフも弾きますが、リードギターよりも控えめで、しっかりとした音作りを基本としています。
ギターソロの部分では、伴奏がスカスカにならない様にコードをしっかりとカバーします。
派手なソロパートはありませんが、キーボードがいないバンドにとって音圧を確保する重要なパートです。
「リードギター」と「リズムギター」の違い
「リードギター」は「バンド演奏おいて、ギターでメインとなるフレーズや、間奏中に独立したメロディーを演奏すること」という意味です。
「リズムギター」は「バンド演奏において、ギターでコードをカッティングして、リズム感を強調した演奏をすること」という意味です。
「リードギター」の例文
・『この曲はリードギターのソロがカッコいい』
・『リードギターが泣きのメロディーを弾く』
・『ボーカルとリードギターの掛け合いが良い』
・『リードギターでボーカルも務めている』
「リズムギター」の例文
・『バンドのリズムギターは縁の下の力持ちだ』
・『リズムギターでコーラスを担当する』
・『彼はリズムギターだがライブではリードも取る』
・『リズムギターがいると音に厚みが出る』
まとめ
今回は「リードギター」と「リズムギター」について紹介しました。
「リードギター」は「メインとなるギター」、「リズムギター」は「リードをサポートするギター」と覚えておきましょう。