この記事では、「ロック」と「パンク」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ロック」とは?
「ロック」の意味と概要について紹介します。
「ロック」の意味
「ロック」とは、「リズムを主体としてノリを重視した、大音響で楽しむ音楽のこと」という意味です。
「ロック」の概要
「ロック」は「ロックンロール」を略した言葉で、音楽のジャンルの一つです。
ドラムとベースでリズム隊を作り、そこにメロディー楽器と歌が入った、ノリ易い音楽のことを言います。
「ロックンロール」は英語で“rock and roll” “rock’n’roll”と言い、「rock」には「石・岩」という意味の他に「揺り動かす」という意味もあり、「揺り動かし回る音楽」という意味で使われる様になりました。
1950年代に若者を中心にはやり始めて、最近では「ロック」の中でも「パンク・ロック」「プログレッシブ・ロック」「ハード・ロック」などのジャンルに分れています。
「パンク」とは?
「パンク」の意味と概要について紹介します。
「パンク」の意味
「パンク」とは、「反体制、反権力、無政府主義などを掲げた音楽のこと」という意味です。
「パンク」の概要
「パンク」は、「パンク・ロック」を略した言葉で、音楽の中でも「ロック」の種類の一つです。
単純な速いビートに乗せて、「反体制・反権力・反政府」などを主題にした歌詞の音楽のことを言います。
「パンク」は1970年代にイギリスで発祥した音楽で、当時世の中に不満をもっていた若者たちを代表する音楽として人気が出ました。
レザーの上下、短く立ち上げた髪、吐き捨てる様な歌い方や、中には派手なパフォーマンスをするバンドもありましたが、実際にはインテリという人達も多くいました。
「ロック」と「パンク」の違い!
「ロック」は「リズム重視のノリ易い音楽のこと」です。
「パンク」は「反体制・反権力などのメッセージ性のある音楽のこと」です。
まとめ
今回は「ロック」と「パンク」の違いをお伝えしました。
「ロックはリズムとノリ」、「パンクは反体制主義の歌詞」と覚えておきましょう。