この記事では、音楽の「シングル」と「アルバム」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シングル」とは?
「シングル」とは、メインとなる1曲を主張した、CD媒体で発売される音楽のことです。
現在ではそのCDが主流となっていますが、かつてはカセットテープやレコードといった媒体での発売もありました。
また、CDという形ではなく、ダウンロードによる発売も現在では多くなっています。
ほとんどの場合で、何曲かが収録されていますが、メインとなるのはそのうちの最初の1曲で、名称(タイトル)としてもその曲名になります。
また、2曲が収録され、そのどちらもメインとした「両A面」と呼ばれる「シングル」も存在し、この「面」という表現は、前述したレコードの時代に、2曲目を聞くには裏返す必要があったことに由来しています。
ボーカルが入って完成している楽曲以外に、そのカラオケがおまけと言える形で収録されている場合も多く、それらも入れて(便宜上)4曲という形も多く見られます。
「アルバム」とは?
「アルバム」とは、先のようなCDに、楽曲が8曲以上入ったものに使われることが多い表現です。
4~6曲程度の場合には、「ミニアルバム」という言葉がよく使われます。
これという定義がある訳ではありませんが、「アルバム」と呼ばれるCDには、10曲前後が収録されていると考えていいでしょう。
尚、こちらもCD媒体ではなく、配信によるダウンロードによって、それらの楽曲が一度に得られる時にも使われる言葉です。
「シングル」と「アルバム」の違い
「シングル」と「アルバム」の違いを、分かりやすく解説します。
「シングル」は、メインが1曲(もしくは2曲)となるCDや、配信による同様の内容の音楽のことで、「アルバム」は、10曲前後が収録されたCD、もしくは配信によるものを指して使います。
基本的に、「シングル」の曲がヒットすると、それを含んだ「アルバム」が発売されるという流れになりますが、「アルバム」の中から人気の曲が「シングルカット」され、後から「シングル」として発売されるというケースもあります。
まとめ
「シングル」と「アルバム」は、このように違います。
「アルバム」の名称は、その中に含まれる楽曲の中のどれかという場合もありますが、それとは別のユニークなものが付けられていることが多くなっています。