この記事では、「8ビートの曲」と「16ビートの曲」の違いを分かりやすく説明していきます。
音楽の差を学んでいきましょう。
「8ビートの曲」とは?
「8ビートの曲」とは4ビートの倍の速度で進む、速い曲のこと。
4分の4拍子でと8分音符が、ワンセットになります。
日本語では「エイトビートの曲」と読みます。
ロックやジャズ、ポップスでもっともメジャーなパターンなので、ドラムやベースの練習でもよく使われる楽曲です。
そもそもビートとは、音楽を弾くときの拍をあらわします。
8ビートは4ビートをアレンジした、シンプルで聞きやすいメロディです。
8ビートの曲は日本の80年代の音楽に多く、プリンセス・プリンセスやサザンオールスターズも「8ビートの曲」を好んで使っています。
親しみやすいリズムなので、基本パターンとして学んでおきたいです。
「16ビートの曲」とは?
「16ビートの曲」は、8ビートをさらに2倍にしたアップテンポの曲をあらわします。
16分音符を基本の形にしていて、とても難易度の高いリズムになっています。
かなりの経験者でないと正確に音を出すのが難しい、ハイレベルで繊細な音楽です。
キーンと耳を引き裂くようなリズムなので、ヘビメタなどのハードロックで多く使われています。
日本だと「16ビートの曲」を好んで用いているのがB’z、そして米津玄師さんです。
どちらもキレの良さを最大限味わえるメロディになっていて、アップテンポでノリのよい音楽に仕上がっています。
ハイレベルな16ビートの曲ですが、マスターできるようになるとドラマーとしての腕も上がってきます。
複雑な曲も自在に叩けるようになり、応用範囲も広がっていきます。
「8ビートの曲」と「16ビートの曲」の違い
どちらも音楽でよく耳にするジャンルです。
「8ビートの曲」と「16ビートの曲」の違いを、分かりやすく解説します。
・メジャーなのは「8ビートの曲」
「8ビートの曲」と「16ビートの曲」はどちらもドラムやベース、キーボードを練習している人にとっては憧れの曲になります。
このうち基本形となるのが「8ビートの曲」です。
8ビートより緩やかなものに、4ビートがあります。
8ビートは4ビートほどスローテンポでもなく16ビートほどハイレベルではないので、多くのJポップや洋楽に使用されています。
『BTSのダイナマイト』は典型的な8ビートの曲になります。
そして16ビートの曲は、8ビートよりも難易度の高い音楽です。
『米津玄師さんの感電』などが、その代表格になります。
なだらかに聞こえますがアップテンポの波が激しく、歌うのが難しい旋律になっています。
まとめると初心者が挑戦しやすいのが8ビートの曲、慣れてきたら挑戦したいのが16ビートの曲です。
まとめ
「8ビートの曲」と「16ビートの曲」の違いを分かりやすくお伝えしました。
8ビートの曲は多くの音楽に利用されている、歌いやすく弾きやすい楽曲です。
そして16ビートの曲は、アップテンポでハードな楽曲です。
16ビートは経験者や上級者向けとなっています。