この記事では、「診療」と「診察」の違いを分かりやすく説明していきます。
「診療」とは?
「診療」の意味と概要について紹介します。
「診療」の意味
「診療」は「しんりょう」と読みます。
意味は、「医師が患者の状態を確認して治療すること」になります。
「診療」の概要
「診療」は、名詞として単独で「診療を行う」として使ったり、「診療所」「診療報酬」など複合名詞として使います。
基本的に、患者の体調が悪い時に、医療機関で以下の医療行為を受けることを言います。
1つ目は「診察」で、「医師が患者の病状や病因を調べること」です。
2つ目は「診断」で、「診察により、医師が病気について判断すること」です。
3つ目は「治療」で、「診察と診断により、医師が患者の病気や怪我の手当てをすること」です。
これらの「診察・診断・治療」を全て含めて「診療」と言います。
「診察」とは?
「診察」の意味と概要について紹介します。
「診察」の意味
「診察」は「しんさつ」と読みます。
意味は、「病気であるか、どの様な症状かを判断する為に、医師が患者の身体を調べたり、質問すること」という意味です。
「診察」の概要
「診察」は、名詞として単独で「診察を行う」として使ったり、「診察室」「診察券」など複合名詞として使います。
基本的に、「医師が患者の病状を調べること」ですが、「診察を受ける」で「診断」の意味まで含むこともあります。
「診察」は医療機関で行われるだけではなく、医師が往診したり、企業や学校に常駐して行われることもあります。
「診療」と「診察」の違い!
「診療」は、「医師が患者に対して診察・診断・治療を行うことの総称」です。
「診察」は、「医師が患者の病状を調べること」です。
まとめ
今回は「診療」と「診察」の違いをお伝えしました。
一般的には混同して使われることが多いのですが、基本的に「診療」は「医療行為全般」であり、「診察」は「医師が患者の病状を探ること」と覚えておきましょう。