ビジネスで「リース」と「レンタル」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な点が違うのか、意味や概要も併せて紹介します。
「リース」とは?
「リース」とは、「リース会社がユーザーの代わりに商品を購入して、契約したユーザーに貸し出すサービスのこと」です。
高額な機器や家具など、個人で一度に購入できない様なものに対して、業者が代わりに購入、ユーザーに貸出して、毎月の支払料金で回収していくシステムです。
リース会社はユーザーが支払う毎月のリース料金に上乗せをして収益を得ています。
契約による代替え購入ですので、その物品はユーザー所有で、コストもユーザーの負担になります。
「レンタル」とは?
「レンタル」とは、「レンタル会社が所有している資産を、ユーザーに貸し出すサービスのこと」です。
自分が必要なものを期間だけ、お金を払って借り受けることを言います。
「レンタル」は、業者所有の資産ですので、期間を決めて借りたら返す必要があります。
また、人気の商品は使い回すことも多く、新品未使用とは限りません。
「リース」と「レンタル」の違い!
「リース」と「レンタル」には数多くの違いがあります。
対象が選べる
「リース」は、ユーザーが契約した品物を、リース会社が代替購入するので、ユーザーの欲しいものが手に入ります。
「レンタル」は、レンタル会社が所有しているものが対象ですので、欲しいものの取り扱いが無い場合もあります。
契約期間
「リース」は、契約期間が数か月~数年に及ぶものが多くなります。
「レンタル」は、時間貸しのものから数日、1週間程度が多くなります。
所有権
「リース」も「レンタル」も、所有権は業者になります。
但し、「リース」は各コストがユーザー負担になることがありますが、「レンタル」は全て業者負担です。
メンテナンス
「リース」の場合、故障した時の修理費はユーザー負担です。
「レンタル」の場合は、故障や破損の場合は業者に修繕義務があります。
料金
「リース」は毎月の料金が低く設定されていますが、途中解約をする場合には違約金が発生します。
「レンタル」は気軽に借りられる分料金が高めですが、理由があれば途中解約できます。
まとめ
「リース」と「レンタル」には明確な違いがあります。
よく調べてから利用する様にしましょう。