この記事では、「有機物」と「無機物」の違いを分かりやすく説明していきます。
「有機物」とは?
「有機物」とは、生物が由来の物体、物質のことだと解釈してください。
生物自体を指して使うこともでき、人間も各種の動物、植物類は全て「有機物」になります。
石やガラスから作られた製品はこれには入りませんが、プラスチック製品は「有機物」になります。
それは、プラスチックの製造に必要になる石油は、太古の植物が由来となっている為で、そこまで遡って原料から解釈というする点に注意してください。
「無機物」とは?
「無機物」は、簡単に言ってしまえば「有機物ではないもの」になります。
よって、上に挙げた石やガラスからできているものは全て「無機物」です。
他にも、鉄で作られたものも「無機物」になり、そのようなものばかりの空間を「何とも無機質な空間だ」などと使うことがあります。
この場合には、生命が宿っていないものばかりで構成されていると表現していると考えていいでしょう。
「有機物」と「無機物」の違い
「有機物」と「無機物」の違いを、分かりやすく解説します。
「有機物」は、生命が由来、もしくは生命体自体を指して使う言葉です。
先のプラスチックがいい例で、原料にまで言及して使われる為、一見では生命的なものは感じられない場合でも、実は「有機物」だという対象も少なくありません。
厳密には細胞が絡むものという解釈になりますが、生命以外にそれを内包する物体は存在しない為、その生命だと考える方が分かりやすいので、ここではそのように説明しています。
「無機物」は、逆に生命とは関係のない物体のことになります。
こちらは生きていると表現できるものはなく、主に石やガラス、鉄が由来のものがそれとして挙げられます。
まとめ
「有機物」と「無機物」は、このように違います。
世の中に存在しているものは、全てこのどちらかになり、生命体は全て「有機物」に分類されます。