「油断」と「予断」の違いとは?分かりやすく解釈

「油断」と「予断」の違い言葉・カタカナ語・言語

「油断」「予断」の言葉の意味と違いをご存知でしょうか。

ここでは、それぞれの言葉の意味と、違いを丁寧に説明しています。

では一緒に見ていきましょう。

「油断」とは?

「油断」とは?

「油断」とは、気をゆるめること、注意することを怠ることを言います。

例えば何かと、気をゆるめてさぼったり、ミスばかりする人のことは「油断勝ち」という言葉で表現されます。

「予断」とは?

「予断」とは?

「予断」とは、物事のなりゆきや結果などを先に判断することを言います。

別の言葉で言い換えるならば「予測」などが同義になります。

「あの男が関わっているならば、予断は禁物」「予断を許さなさい状況になってきている」などと使います。

「油断」と「予断」の違い!

「油断」と「予断」の違い!

「油断」「予断」のそれぞれの意味を説明しました。

それでは、この二つの言葉の違いを、分かりやすく解説します。

どちらの言葉にも「断」という字が使われており、似ている印象を受けますが、言葉の意味としては全然違うものになります。

ですから、しっかり使い分ける必要があります。

まず「油断」ですが、こちらは気をゆるめる、注意をしないという意味になります。

仕事など大事な場面においては「油断」すれば失敗することに繋がります。

一方で「予断」です。

こちらは、結果などを前もって判断するという意味になります。

仕事などでは「予断」を求められることは多いのですが、判断を間違えますと大変なことになります。

仕事や物事を行う時は「油断」しないこと、誤った「予断」をしないこと、とどちらも大事なことと言えるでしょう。

覚え方としては「油断」は気のゆるみ、注意散漫ということに使い、「予断」は予測という風にしますと間違えずにすみます。

また「予断」は判断が正しければしてもいいことですが、「油断」は基本的にしてはいけないことというのも併せて覚えておきましょう。

まとめ

まとめ

いかがでしたか。

「油断」「予断」、それぞれの言葉の意味と違いが理解できたのではないでしょうか。

違いを正しく理解して使い分けてください。