この記事では、「タロットカード」と「オラクルカード」の違いを分かりやすく説明していきます。
「タロットカード」とは?
「タロットカード」は、本来はトランプのように遊戯にも使用できますが、日本では占いの為のカードとして利用されています。
78枚(小アルカナ56枚+大アルカナ22枚)で一組となっており、無造作に引かれたカードによって占うという形式が一般的で、上下が逆句になると、そのカードが示す意味が変わるところが特徴となっています。
例えば、「皇帝」のカードは、正位置だと「安定」や「成就」といった意味になりますが、上下が逆さまになった逆位置だと、「未熟」や「身勝手」を表すことになります。
全部は使わず、22枚の大アルカナだけを使う占いもあり、簡易的なものはそちらで行われることが多いです。
「オラクルカード」とは?
「オラクルカード」とは、占術の為に作られたカードで、これという決まったものはなく、100種類以上が存在していると言われています。
先の「タロットカード」に代わり、近年ではこちらを使った占いもよく行われています。
種類によって枚数や絵柄が異なりますが、概ね40~60枚くらいの総数で、こちらも正位置と逆位置で意味が変わります。
そして、どのカードがどの意味だと、種類によって、占いの結果の説明書きが付けられているところが「タロットカード」とは異なる点です。
「タロットカード」と「オラクルカード」の違い
「タロットカード」と「オラクルカード」の違いを、分かりやすく解説します。
「タロットカード」は、元は遊戯用のカードですが、日本では占いで使われることで有名です。
「オラクルカード」は、元から占いの為に作られたカードで、種類が豊富にあり、それぞれ誰でも占いの結果が分かるように説明が付いている点が「タロットカード」とは大きく違う点です。
「タロットカード」を占いに使う場合、先の「皇帝」のように、ある程度が意味が決まっているものですが、占う人によって多少見解が変わります。
また、専業の占い師の人は、あまり「オラクルカード」は使用せず、「タロットカード」の方を使っていることが多いです。
まとめ
「タロットカード」と「オラクルカード」は、このように異なります。
「オラクルカード」は、普通の人でもカードによる占いができるように、「タロットカード」を元に作られたものだと考えていいでしょう。