「何事も」と「何事にも」の違いとは?分かりやすく解釈

「何事も」と「何事にも」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「何事も」「何事にも」の違いを分かりやすく説明していきます。

「何事も」とは?

「何事も」とは?

「何事も(なにごとも)」とは、「どんな事も・すべての事は(あらゆる事は)・万事は」を意味している表現です。

例えば、「何事もはじめが肝心です」「何事も諦めなければ上達します」「何事も一生懸命に頑張りました」などの例文で使用することができます。

「何事にも」とは?

「何事にも」とは?

「何事にも(なにごとにも)」とは、「どんな小さな事も含めたすべての事を」「どんな些細な事も含めた万事で」を意味する表現です。

「何事にも」という言葉には、「どんな小さな事でも全力を尽くす・真剣に取り組む・一生懸命に挑戦する」といった意味・用法のニュアンスが備わっています。

例えば、「何事にも全力を尽くす所存です」「何事にも挑戦するマインドがあります」といった文章で使われます。

「何事も」と「何事にも」の違い!

「何事も」と「何事にも」の違い!

「何事も」「何事にも」「すべての事(万事)を対象にした言葉」の意味合いは共通していますが、「何事も」の表現はそのまま「すべての事は・どんな事も」という意味になりますが、「何事にも」の表現には「どんな小さな事までも含めたすべての事を」といった意味のニュアンスがある違いを指摘できます。

例えば、「何事も努力することが大切です」という文章は「すべての事は努力することが大切です」を意味していますが、「何事にも努力することが大切です」という文章は「どんなに小さな事でも努力することが大切です」を意味しているというニュアンスの違いがあるのです。

また「何事も運を天に任せる」の文章は「何事にも運を天に任せる」と言い換えることができず、「何事にも」には「どんな小さな事も含めて集中して全力を尽くす・真剣に取り組む」といった意味合いのある文章でしか使えない違いもあります。

まとめ

まとめ

「何事も」「何事にも」の意味の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「何事も」「どんな事も(すべての事は)を意味する何事を強調した表現」を意味していますが、「何事にも」という言葉は「どんな事にも(どんな小さな事も含めてあらゆる事を)を意味する何事を目的化した表現」を意味している違いがあります。

「何事も」「何事にも」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。