この記事では、「楽器可物件」と「楽器相談物件」の違いを分かりやすく説明していきます。
「楽器可物件」とは?
「楽器可物件」の意味と概要について紹介します。
「楽器可物件」の意味
「楽器可物件」は、「がっきかぶっけん」と読みます。
意味は、「毎日楽器を演奏する必要がある人が住む為に建てられた、防音性に優れた構造の建物のこと」です。
「楽器可物件」の概要
「楽器可物件」は、音大生やプロの音楽家など、毎日楽器を演奏する必要がある人が住む為に建設された、防音処理を施した物件のことを言います。
防音設備が施された専用の部屋があり、隣の部屋の人にもほとんど音漏れはありません。
基本的に24時間楽器を演奏しても良いことになっています。
また、その様な物件には音楽関係の人が集まってくるので、騒音トラブルにもなりにくいのです」
「楽器相談物件」とは?
「楽器相談物件」の意味と概要について紹介します。
「楽器相談物件」の意味
「楽器相談物件」は「がっきそうだんぶっけん」と読みます。
意味は「高い防音性はないけれども、大家さんの判断で楽器の演奏は許可している物件のこと」です。
「楽器相談物件」の概要
「楽器相談物件」は、それぞれの部屋に完璧な防音設備が施されているのではなく、鉄筋コンクリート造りなどで音がもれにくい構造になっている物件で、大家さんが常識的な範囲ならば楽器を演奏しても良いと判断していることを言います。
当然楽器を演奏すれば周囲に音は漏れています。
物件によっては午後10時を過ぎたら演奏不可、ヘッドホン演奏は良くてもアンプをつないでの演奏は不可、というところもあります。
また、「楽器相談物件」でも、近隣から苦情が出れば禁止される可能性もあるのです。
「楽器可物件」と「楽器相談物件」の違い!
「楽器可物件」は、「防音性に優れていて、楽器を演奏する必要のある人が入居できる物件」です。
「楽器相談物件」は、「防音性に優れている訳ではないが、大家の判断で楽器が演奏できる物件」です。
まとめ
今回は「楽器可物件」と「楽器相談物件」の違いをお伝えしました。
「楽器可物件は楽器演奏が前提の物件」、「楽器相談物件は場合によってはOKの物件」と覚えておきましょう。
