この記事では、「カーニバル」と「フェスティバル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カーニバル」とは?
「カーニバル」の意味と概要について紹介します。
「カーニバル」の意味
「カーニバル」は、「謝肉祭」とも呼ばれ、カトリックなどの宗教的なイベントを表す言葉です。
仮装パレードなどが行われることが多くなりますが、現在では宗教を離れて痰或るお祭りなどにも使われています。
「カーニバル」の概要
「カーニバル」は、カトリックの戒律で、復活祭前の一定期間肉を食べない習慣があることから、その期間の前夜まで開かれるお祭りのことで「謝肉祭」と呼ばれています。
人々が仮装をするのが特徴ですが、日本では宗教が違う為に、単なる「仮装パレード」のことを表す意味で使われることが多くなります。
また、一般的には「カーニバル」と言えばブラジルの「リオのカーニバル」が世界的に有名で、こちらもダンスをメインとした派手なイベントであることから、日本でも同じように「サンバ・カーニバル」が開かれています。
「フェスティバル」とは?
「フェスティバル」の意味と概要について紹介します。
「フェスティバル」の意味
「フェスティバル」は、ラテン語で「祭礼・祭典・祝祭日」を表す言葉です。
宗教的なイベントを表す言葉で、日本語では「お祭り」が最も良く当てはまります。
「フェスティバル」の概要
「フェスティバル」は、元々は「宗教的なお祭りのこと」を表します。
日本でも各地でお祭りが行われていますが、これも全て「フェスティバル」に当たるのです。
ただし、最近では宗教的な意味合いはなくなり、あるテーマを掲げて開催されるイベントやお祭りに対しても使われています。
たとえば音楽やB級グルメ、物産展なども「フェスティバル」と呼ばれているのです。
「フェスティバル」の違い!
「カーニバル」は、「元々はカトリックの『謝肉祭』のことであり、仮装パレードが行われるイベント」です。
「フェスティバル」は、「元々は宗教的なお祭りのことで、現在では企画イベント一般のこと」です。
まとめ
今回は「カーニバル」と「フェスティバル」の違いをお伝えしました。
2つの違いは、宗教的な内容によるものですが、日本ではあまり違いを気にする人はいません。