「ニート」と「自宅警備員」の違いとは?分かりやすく解釈

「ニート」と「自宅警備員」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「ニート」「自宅警備員」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ニート」とは?

「ニート」とは?

「ニート」とは、健康に問題がないのに、職業、学業、職業訓練に就いていない、また就こうともしない若者を表す言葉です。

家に引きこもっている人、もしくは何もせずに親のお金などで遊び暮らしている人のことです。

例えばたまにバイトをする、家事を毎日しているといった場合は「ニート」という言葉は当てはまりません。

「あの家には息子がいるがどうやらニートのようだ」「一カ月に一回バイトに行っているからニートではないと言うが、ほとんどニートみたいなものだ」などと使います。

「自宅警備員」とは?

「自宅警備員」とは?

「自宅警備員」とは、ネットスラングなのですが「ニート」「引きこもり」のことを言います。

いつも家にこもっていることから「自宅を警備している」と自虐、冗談、皮肉のニュアンスがあります。

また専業主婦のことを「自宅警備員」と言う場合がありますが、本来の意味からしますと当てはまりません。

「俺は大学院を出ているが就職に失敗した、今は自宅警備員をしている」「自宅警備員の弟がいることは恋人には内緒にしている」などと使います。

「ニート」と「自宅警備員」の違い!

「ニート」と「自宅警備員」の違い!

「ニート」「自宅警備員」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも、学業、職業、職業訓練に就いていないといった点では同じです。

ですが、小さな違いがありますので、混同しないようにしましょう。

まず「ニート」ですが、これは職業、学業、職業訓練に就いていない若者という意味になります。

最近は若くなくても「ニート」状態になっている人もいます。

そのような人は「高齢ニート」と言います。

一方で「自宅警備員」という言葉です。

これはネットスラングで、意味は「ニート」、引きこもりの人となります。

ですが「ニート」と言っても、家に閉じこもっておらずむしろ外で遊びまわっている、そのような人もいます。

その場合は「ニート」であっても「自宅警備員」という言葉は当てはまらないでしょう。

基本的に自宅にいる時間が多いことが特徴です。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「ニート」「自宅警備員」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

どちらもいい印象はあまりない言葉です。

それぞれの言葉の意味をしっかり理解しておくようにしましょう。