この記事では、「高校」と「高等学校」の違いを分かりやすく説明していきます。
「高校」とは?
「高校」の意味と概要について紹介します。
「高校」の意味
「高校」は「こうこう」と読みます。
意味は、「高等学校を略した言葉」であり、「高等学校」と同じです。
「高校」の概要
「高校」の正式名称は「高等学校」になります。
郵便の宛名や、履歴書に記載する時には、「高等学校」と書くのが正式なのです。
因みに、「小学校」「中学校」「大学」はそのままであり、この呼び名が学校教育法で正式名称と定められていいます。
「高等学校」とは?
「高等学校」の意味と概要について紹介します。
「高等学校」の意味
「高等学校」は「こうとうがっこう」と読みます。
意味は、1つ目は「中学校卒業者に対して高等普通教育および専門教育を受けさせる為の学校で、全日制は3年間、定時制・通信制は4年以上とされる」2つ目は「旧制で、中学校の4年修了、またはそれと同等以上の学力があると認められた男子に高等普通教育をする為の学校で、3年制」になります。
現在の「高等学校」は、1つ目の意味になります。
「高等学校」の概要
「高等学校」は、中学校までの基礎教育の上に、高度な普通教育、および専門教育を施す目的で設置されました。
「小学校・中学校」とは違い、義務教育ではないので、進学する・しないは本人の自由意思になります。
実際には、中卒で働ける場所が少ないことと、労働基準法により、15歳から18歳の労働者は「年少者」であり制約が多いことから、企業側としては採用しないところも多く、多くの人が「高等学校」への進学を希望しています。
現在では高等学校の授業料が実質無償化されたこともあり、高等学校の進学率も高くなっています。
また、1998年の「学校教育法」の改正により、中高一貫教育を導入する学校も増えています。
中高一貫教育は6年制となり、高校受験は採用していません。
「高校」と「高等学校」の違い!
「高校」は、「高等学校」の略です。
「高等学校」は、「中学校卒業者に対して、高等普通教育・専門教育を受けさせる為の学校」のことです。
まとめ
今回は「高校」と「高等学校」の違いをお伝えしました。
この2は同じ意味で、「高校」は正式には「高等学校」と言うことを覚えておきましょう。