この記事では、「形態安定シャツ」と「通常のワイシャツ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「形態安定シャツ」とは?
「形態安定シャツ」とは、選択の後にハンガーに普通に干しておくだけで(ノーアイロンで)、しわにならず、きちんと形が整うシャツのことと使われている言葉です。
綿素材だけで作るとそのようにはならない為、ポリエステルなどの化学繊維が含まれています。
その為、汗などに対する吸水性という面では面素材には及びませんが、アイロンがけの手間がない為、「ワイシャツ」仕様となっているものは、単身の会社員に好まれています。
「通常のワイシャツ」とは?
「通常のワイシャツ」は、そのまま一般的な「ワイシャツ」のことです。
綿素材のことがほとんどなので、洗濯後にはアイロンがけをしないとしわが付いたままになってしまい、とても人前に着て行ける状態ではありません。
「形態安定」型となっているものは、「形態安定ワイシャツ」と呼ばれ、前述のようにアイロンがけの手間をかけずに済むので、近年では立派に「ワイシャツ」としての1ジャンルとなっています。
「形態安定シャツ」と「通常のワイシャツ」の違いとは？
「形態安定シャツ」は、先の説明のようなシャツの総称で、どのメーカーでも使うことができます。
同様の意味で「形状記憶(ワイ)シャツ」と名付けられているものがありますが、この「形状記憶」は、東洋紡の登録商標となっている為、他のメーカーが使うことはできません。
「通常のワイシャツ」は、主に綿素材で作られているワイシャツで、アイロンがけが必須になると考えていいでしょう。
毎日着替える「ワイシャツ」では、利便性を考えると、「形態安定ワイシャツ」が利用されることが多いですが、それがあまり考慮されていない有名ブランドのものは、そうではないものが多いです。
よって、そういったものを着用する際には、アイロンがけは避けられないと考えておいた方がいいでしょう。
まとめ
「形態安定シャツ」と「通常のワイシャツ」は、このような異なります。
利便性だけを考えれば、「形態安定シャツ」に軍配が上がるのは間違いないでしょう。
