仕事をする上での「やりがい」や「達成感」は、次へのやる気に繋がるものです。
この記事では、「やりがい」と「達成感」の違いを分かりやすく説明していきます。
「やりがい」とは?
「やりがい」とは、ある事に対しての張り合いや手応えのことを言います。
「やりがい」の例文をいくつかご紹介します。
「あなたにとっての、この仕事のやりがいとは何ですか」
「私はお客様にありがとうと言われた時に、仕事のやりがいを感じますし、やってきて良かったと思います」
「最初はあまりやる気がなかったのですが、続けていくうちに、自分なりのやりがいを見つけることができました」
「達成感」とは?
「達成感」とは、何かを成し遂げた時に得ることができる嬉しさや満足感のことです。
「達成感」を使った例文をいくつか挙げてみましょう。
「自分にとって達成感は、自信になりますし、次の目標に向かうやる気に繋がります」
「長年の夢だった優勝を手にすることができ、チームのメンバーと一緒に大きな達成感を味わっています」
「大きなプロジェクトが無事に成功した時の、あのやり遂げた達成感は何とも言えない味わい深いものがあります」
「やりがい」と「達成感」の違い
「やりがい」と「達成感」の違いを、分かりやすく解説します。
「やりがい」は、張り合いや手応えのことを言います。
一方、「達成感」は、成し遂げた満足感のことです。
「達成感」は、ある事を達成した時に起こる感情ですが、達成はしていなくても、「やりがい」を感じることはできます。
「やりがい」を感じられるのは、ある事に対して、自分の心が前向きになれたり、モチベーションが上がる感情が湧き起こるからだと言えます。
何かを行う時は、まず「やりがい」を感じることによって、やる張り合いが起こります。
そこから、やり続けようと思えてきます。
それを続けることによって、目標に達した時に「達成感」を味わうことができます。
まとめ
「やりがい」や「達成感」を得られることは、自己肯定感にも繋がります。
好きなことをやっている時は、「やりがい」を感じやすいものです。
さらに、それを続けていくことによって、小さな目標を達成していく度に、「達成感」も味わうことができるでしょう。
仕事の場合は好きだからという理由だけで、できない面も多くあります。
その中で、いかに「やりがい」を見つけていくかは、仕事をしていく上での重要なポイントになります。
「やりがい」があれば、仕事を続けていきやすくなるからです。
「達成感」は最終ゴールにたどり着くまで、いくつかの目標を設定し、一つずつ、クリアしていくようにすることで、何度も「達成感」を味わいやすくなります。
もし、「やりがい」が見つけられないとしても、自分なりの目標を立てて、実行して行く途中で、「やりがい」が見つかるかもしれません。
実際にやってみることで、今まで知らなかったことを知る楽しさや「やりがい」が見つかることもあります。
あるいは、「目標」を達成することを「やりがい」にしていくというのでも良いでしょう。