「根元」と「根本」の違いとは?分かりやすく解釈

「根元」と「根本」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「根元」「根本」の違いを分かりやすく説明していきます。

「根元」とは?

「根元」とは?

「根元(ねもと)」とは、「植物の根やその根のあたり」「柱・木・塔など立っているものの付け根部分」を意味している言葉です。

また「根元(こんげん)」という読み方をする場合には、「ある物事がそこから始まっている大元・根元・発生源」を意味しています。

例えば、「この現象の根元を遡れば分子や原子の運動にまでたどり着きます」といった例文で使用できます。

「根本」とは?

「根本」とは?

「根本(ねもと)」とは、「植物の根やその根の周辺」「柱・木・塔など立っているものの付け根部分」を意味している表現です。

「根本(こんぽん)」という読み方をする場合には、「ある物事の重要(大切)な部分」「ある物事を成り立たせている基礎・本質」を意味しています。

例えば、「根本の問題を放置したままでは、いつまでもこの異常事態を解決することはできないでしょう」といった文章で使うことができます。

「根元」と「根本」の違い!

「根元」と「根本」の違い!

「根元」「根本」の違いを、分かりやすく解説します。

「根元」「根本」「ねもと」と読む場合には、「植物の根や根のあたり」「柱・樹木・髪など立っているものの付け根の部分」という同じ意味合いを持っています。

「根元」「こんげん」と読む場合は「物事がそこから始まっている大元・発生源・根源」という意味を持っていますが、「根本」にはその意味がないという違いがあります。

「根本」「こんぽん」と読む場合には「物事が成り立つための基本・基礎・本質になるもの」を意味していて、この意味も「根元(こんげん)」という表現にはありません。

まとめ

まとめ

「根元」「根本」の意味の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「根元」「根本」「ねもと」と読む場合は、共に「植物の根やその周辺」という同じ意味を持っています。

「根元(こんげん)」「ある物事が発生した大元・根源」を意味していて、「根本(こんぽん)」「ある物事の本質的・中心的な部分や要素」を意味している違いがあります。

「根元」「根本」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。