この記事では、「多機能トイレ」も「多目的トイレ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「多機能トイレ」とは?
「多機能トイレ」の意味と概要について紹介します。
「多機能トイレ」の意味
「多機能トイレ」は「たきのうといれ」と読みます。
意味は、「車椅子使用者や病気のある人、乳幼児連れの人などが利用するために様々な機能を備えているトイレのこと」になります。
「多機能トイレ」の概要
「多機能トイレ」は、一般的に「多目的トイレ」とも呼ばれています。
しかし実際には「多機能トイレ」が正しい名称で、何故ならば、大勢の人達がバリヤフリーで使える「機能が充実しているトイレ」であるからです。
具体的には車椅子を利用する人向けに広いスペースがあったり、手すりが付いていたり、人工肛門を装着している人向けに「オストメイト」に対応していたり、おむつ替えシートやベビーチェアが装備されていたりなどがあります。
最近では、乳幼児だけではなく大人も使用できる「ユニバーサルシート」も設置されているところもあり、よりバリヤフリーに近くなっています。
「多目的トイレ」とは?
「多目的トイレ」の意味と概要について紹介します。
「多目的トイレ」の意味
「多目的トイレ」は「たもくてきといれ」と読みます。
意味は、「多機能トイレと同じで、車椅子利用者、高齢者、障害者、子供連れの人でも使える機能を備えたトイレのこと」になります。
「多目的トイレ」の概要
「多目的トイレ」という言葉は一般的によく使われますが、「多機能トイレ」と同じ意味です。
「多機能トイレ」が「トイレの機能に注目した表現」であるのに対し、「多目的トイレ」は「人の使い方に合わせた表現」になります。
つまり「様々な機能を持ち、様々な使い方ができるトイレ」という意味で、「多目的トイレ」と言われているのです。
「多機能トイレ」も「多目的トイレ」の違い!
「多機能トイレ」と「多目的トイレ」は同じ意味であり、トイレの機能から見れば「多機能トイレ」、人の使い方から見れば「多目的トイレ」になります。
まとめ
今回は「多機能トイレ」も「多目的トイレ」の違いをお伝えしました。
どちらも同じ意味ですので、特に気にすることなく使いましょう。