「残当」と「当たり前」の違いとは?分かりやすく解釈

「残当」と「当たり前」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「残当」「当たり前」の違いを分かりやすく説明していきます。

「残当」とは?

「残当」とは?

「残当」とはネット用語の一つで「残念だが当然」という言葉を略したものです。

読み方は「ざんとう」となります。

ネット用語ですが国語辞典に載っていますので新しい日本語という解釈でいいでしょう。

残念な気持ちになる話、ニュースに対して「でも、そうなって仕方がない」「そうなって当然だ」という時に使います。

「あの二人が離婚したのはまあ残当」「彼が今孤独なのは残当だから、放置でいいよ」などと言います。

「当たり前」とは?

「当たり前」とは?

「当たり前」とは、名詞、形容動詞で、誰が考えてもそうであるべきと思うこと、当然であること、普通と変わりがないという意味があります。

「自分の仕事を責任持ってするのは当たり前だ」「これぐらいの練習量は、私たちにとっては当たり前のことです」「自分勝手をすればみんなから嫌われるのは当たり前のことでしょう」「私は当たり前の生活をしているだけだ」などと使います。

「残当」と「当たり前」の違い!

「残当」と「当たり前」の違い!

「残当」「当たり前」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉「当然」という意味合いは同じなのですが、違いがありますので使い分けをするようにしましょう。

まず「残当」ですが、この言葉はもともとネット用語で「残念だが当然」を略したものです。

意味はそのまま、残念ながらこうなることは当然というものです。

日常会話、メール、LINEなどで使うには問題ありません。

ですが、会社、改まった場では基本的に言わないようにしましょう。

すべての人がネット用語に理解があったり、知っているわけではないからです。

一方の「当たり前」という言葉ですが、これは「当然」と同じ意味です。

この言葉を訓読みしたものが「当たり前」なのです。

誰が考えてもそうであるべき、普通と変わらない、そのような時にこの言葉を使います。

違いをまとめますと「残当は残念だが当然の略、ネット用語」「当たり前は当然、普通と変わらない、世間並み」となります。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「残当」「当たり前」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

それぞれの言葉の意味を理解して使っていきましょう。