「新人」と「入社」と違いとは?分かりやすく解釈

「新人」と「入社」と違いビジネス・就職・転職

この記事では、「新人」「入社」の違いを分かりやすく説明していきます。

「新人」とは?

「新人」とは?

「新人」は、その職場や組織などに新しく入ってくる(入ってきた)人という意味の言葉です。

「来週、新人が1人入ってくるらしい」のように使うと、これから入ってくるという意味になり、「まだ新人だから、しょうがないか」などとした時には、新しく入ってきたばかりの人といった解釈になります。

後者の場合、いつまで新人と呼ぶ(呼べる)のかという問題がありますが、概ね半年程度の間はそう表現されることが多いです。

「入社」とは?

「入社」とは?

「入社」は、会社組織にいわゆる「正社員」として新たに所属する時に用いられます。

アルバイトや契約社員といった雇用形態の場合には使わないのが通例で、「彼は今年の4月に入社してきた」と表現される人は、正社員としてその会社に雇用されたのだと考えていいでしょう。

よって、「入社試験」「入社面接」と言えば、正社員として雇用してもらう為の試験や面接のこととなり、「あの人は、2015年入社だ」のように使うと、2015年から正社員として雇われている人を表現しています。

「新人」と「入社」の違い

「新人」と「入社」の違い

「新人」「入社」の違いを、分かりやすく解説します。

「新人」は、新しくその組織などに加わる(加わる)人のことだと解釈してください。

よって、年齢はあまり関係なく、充分に社会人経験がある人でも、違う会社に転職することになれば、その会社においてはしばらくの間は「新人」です。

「入社」は、会社組織に主に正社員として所属するという意味になります。

「社」と付くだけに、通常は会社に入るという意味になり、その組織が県庁であれば、「入庁」と置き換えられます。

この言葉は、官公庁に属する組織に広く用いることができ、市役所の職員になることも、この「入庁」と使われています。

まとめ

まとめ

「新人」「入社」は、このように異なります。

「新人」は、年齢や経験は問わない表現の為、日本で7年連続で首位打者になった後に大リーグに移籍したイチロー選手も、そちらでは1年目は「新人」という扱いだった為、その年に「新人王」を獲ったという少し面白いエピソードがあります。