この記事では、「児童」と「生徒」の違いを分かりやすく説明していきます。
「児童」とは?
「児童」とは、主に「小学生」のことを指す言葉です。
それより下の年齢だと、未就学児や幼児などと表現される為、小学校に入学して、この「児童」と呼ばれることになります。
尚、法令上では「18歳未満」として使われている言葉で、「児童福祉法」などのこの「児童」と付く各種の法令では、その18歳未満が対象になっていますが、一般的には先のように「小学生」のことだと考えておいて構いません。
「生徒」とは?
「生徒」は、中学生と高校生を合わせた表現になります。
年齢にすると、13~18歳くらいのことになりますが、その年齢的な区別は特になく、中学生や高校生のことを指すと解釈してください。
大学生になると、この「生徒」とは使わず、「学生」と表現します。
この「学生」と使って、中学生や高校生も一緒くたにする場合が無くもありませんが、正確には大学生だけのことを指す言葉です。
「児童」と「生徒」の違い
「児童」と「生徒」の違いを、分かりやすく解説します。
「児童」は、小学生のことだと解釈して構いません。
法令上では18歳未満を全てこの言葉で表現していますが、あまり一般的ではなく、中学生になるとまず使われなくなります。
「生徒」は、その中学生と高校生をまとめた表現になります。
これらの「生徒」は、「生徒手帳」を身分証明書として所有していますが、大学生になると、それが「学生証」になります。
それは、前述のように大学生は「学生」になる為で、これらの言葉には明確な使い分けが存在します。
しかしながら、俗的には「学生」と使って、中学生や高校生まで含めることも多く、各種の「学割」と呼ばれる制度でも、中学生や高校生も対象になっているのが現実です。
よって、正確はそのような表現になると覚えておけばいいでしょう。
まとめ
「児童」と「生徒」は、このように異なります。
これらは一般的に解釈して、「児童」は、小学生のこと、「生徒」は、中学生と高校生のことです。