「かまくら」と「イグルー」の違いを分かりやすく解釈

「かまくら」と「イグルー」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「かまくら」「イグルー」の違いを分かりやすく説明していきます。

「かまくら」とは?

「かまくら」とは、「雪を山のように積み上げてから中をくり抜いてつくった雪洞(せつどう)」「積もっている雪の一部を掘り進んでつくった雪洞」のことを意味しています。

「かまくら」とは、「雪でつくった簡易な家・シェルター」なのです。

また「かまくら」という言葉には、「秋田県・新潟県などの降雪地帯に古くから伝えられている小正月の伝統行事・子供のための行事」の意味合いもあります。

「かまくら」の伝統行事では、雪でつくった家の中で餅を焼いたり甘酒を飲んだり、周囲の人に振る舞ったりします。

「イグルー」とは?

「イグルー」とは、「北極圏のイヌイット(エスキモー)が冬季に住む雪・氷でつくった住居」を意味しています。

「イグルー」というのは、「雪塊をブロック状に切って、このブロックを積み上げてつくった、イヌイットのドーム状の家屋」を意味している言葉なのです。

「イグルー」の内部には毛皮を張って保温性を高め、採光・換気のための天窓などもつくられます。

「かまくら」と「イグルー」の違い!

「かまくら」「イグルー」の違いを、分かりやすく解説します。

「かまくら」「イグルー」「雪でつくった一時的な住居」という意味合いは共通していますが、「かまくら」「日本の降雪地帯でつくられるもの」「イグルー」「北極圏のイヌイット(エスキモー)の人たちによってつくられるもの」という違いがあります。

「かまくら」「雪を山のように積んで中をくり抜いたり積もった雪を掘ったりしてつくる方法」ですが、「イグルー」というのは「ブロック状にした雪塊を積み上げてつくる方法」であるという違いも指摘できます。

「かまくら」には「イグルー」にはない「秋田県などの伝統行事」といった意味合いもあります。

まとめ

「かまくら」「イグルー」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「かまくら」とは「雪を積んだり掘ったりしてつくった雪洞・秋田県などに伝わる子供のための伝統行事」を意味していて、「イグルー」「ブロック状にした雪を積み重ねてつくったイヌイット(エスキモー)の冬季の住居」を意味している違いがあります。

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