この記事では、「郵送」と「投函」の違いを分かりやすく説明していきます。
2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。
「郵送」とは?
「郵送」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「郵送」は「ゆうそう」と読みます。
「郵送」は、「郵便で送ること」という意味があります。
ちなみに「郵便」は、「郵便物」の略になり、郵便物で送達される信書や物品という意味があります。
例えば、書留を郵便で親に送るという場面があるかもしれません。
この場合は、「書留を親に郵送する」という文章にできます。
また、実家を出て一人暮らしを始めた息子に、食べ物を段ボールに詰めて郵便で送るという場合は、「一人暮らしをしている息子に、食べ物が入った荷物を郵送する」という文章を作ることができます。
さらに、客から商品についての問い合わせが合った時、商品のカタログを、客当てに郵便で送るかもしれません。
このような場面は「客に商品カタログを郵送する」という文章にできます。
「投函」とは?
「投函」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「投函」は「とうかん」と読みます。
「投函」は、「郵便物をポストに入れること」という意味があります。
手紙の入った封筒やハガキなどを、ポストに入れる時、「投函」という言葉を使います。
例えば年末になり、書き上げた年賀状を持って、ポストに行き、年賀状を中に入れるかもしれません。
このような行為を、「年賀状を投函する」と言い表すことができます。
また、片思いをしている女性がいるため、手書きのラブレターを書き封筒に入れてポストに行き、ポストの中に入れるかもしれません。
このような場面は、「ラブレターを入れた封筒を、ポストに投函した」などという文章を作ることができます。
他にも、ハガキをポストに入れるのを忘れて、家に持ち帰ってしまった場合は、「ハガキを投函するのを忘れて、持ち帰ってしまった」などという文章にできます。
「郵送」と「投函」の違い
「郵送」と「投函」の違いを、分かりやすく解説します。
「郵送」は、「郵便で送ること」という意味があります。
一方で「投函」は、「郵便物をポストに入れること」という意味があります。
どちらも郵便に関連した言葉という共通点があります。
ただし「郵送」は「郵便で送ること」という意味があり、ポストにハガキを入れる場合もあれば、郵便局に直接持っていく場合もあります。
さらに、荷物を郵便局員に取りに来てもらい、相手に送ってもらうという場合もあります。
しかし「投函」は「郵便物をポストに入れること」のみを意味する言葉のため、基本的に郵便物も、ポストに入れられる大きさや薄さのものに限定され、郵便局員に手渡すような状況も意味しないという違いがあります。
まとめ
「郵送」と「投函」の違いについて見てきました。
2つの言葉には、大きな違いがあります。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。