この記事では、「グルニエ」と「ロフト」の違いを分かりやすく説明していきます。
「グルニエ」とは?
「グルニエ」とは、「天井と屋根の間にあるスペース(空間)を利用した屋根裏部屋・小部屋」のことを意味するフランス語由来の住宅用語です。
「グルニエ」は建築基準法では「天井高が1. 4m以下で、直下の階の床面積の2分の1までの面積である小屋裏物置等」とされていますが、グルニエに上がるためのはしごが「固定式ではない(取り外し可能・折りたたみ可能など)」という特徴を持っています。
「ロフト」とは?
「ロフト」とは、「洋風建築の内部に設置された二階建てのようなスペース・はしご(階段)が備え付けられている屋根下の中二階のような空間」を意味している英語由来の住宅用語です。
「グルニエ」は建築基準法ではグルニエと同じく「天井高が1. 4m以下で、直下の階の床面積の2分の1までの面積である小屋裏物置等」とされています。
ロフトに上がるためのはしごが、「固定式になっている・取り外しができない」という特徴を持っています。
「グルニエ」と「ロフト」の違い!
「グルニエ」と「ロフト」の違いを、分かりやすく解説します。
「グルニエ」も「ロフト」も「屋根裏部分に設置された一定の空間」という意味では共通していますが、「グルニエ」は「屋根裏部屋という印象が強い狭めの空間」を意味していて、「ロフト」は「二階部分(中二階のような部分)という印象が強いグルニエよりはやや広い空間」を意味している違いがあります。
「グルニエ」は「最近になって使われ始めた言葉・築浅の新しい物件やおしゃれな物件で使用されやすい用語・フランス語」であり、「ロフト」は「昔から使われている言葉・英語」という違いもあります。
「グルニエ」と「ロフト」の建築構造の大きな違いとして、「グルニエ」のはしごは固定式ではなくて取り外しや折りたたみができるが、「ロフト」のはしご(階段)は固定式になっている違いを指摘できます。
まとめ
「グルニエ」と「ロフト」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「グルニエ」とは「天井と屋根の間にある空間につくられた屋根裏部屋で、はしごが固定式ではないもの・フランス語」を意味していて、「ロフト」は「部屋の内部を二階建てのような構造にした中二階の空間で、はしごが固定式のもの・英語」を意味している違いがあります。
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