「抜歯」と「抜糸」の違いとは?分かりやすく解釈

「抜歯」と「抜糸」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、同音の「抜歯」「抜糸」の違いを分かりやすく説明していきます。

「抜歯」とは?

「抜歯」とは?

「抜歯」とは、歯を抜くことです。

無理にそのようなことはしませんが、人間の歯は、12歳頃に乳歯から永久歯に生え変わります。

その際に、いつまでも乳歯のままの歯があるとバランスが悪い為、乳歯を「抜歯」することがあります。

また、虫歯によって、抜く以外にどうしようもなくなった時や、生えてきた「親知らず」「抜歯」することもあるものの、顔から転んだなどの理由から、それによって歯が抜けてしまったという時には用いない言葉です。

この「抜歯」は、「抜く」という意志をそれがもって行われた時のみ使うことができます。

「抜糸」とは?

「抜糸」とは?

こちらの「抜糸」は、糸を抜くという意味になります。

服の縫製で「仮縫いしていた糸の抜糸が必要だ」といった使い方や、医療行為において「傷口を縫った糸の抜糸は明日らしい」などと用いられます。

多くは後者のような使い方で、縫った傷口が塞がった後に行われ、これによって更に回復に向かうと考えていいでしょう。

「抜歯」と「抜糸」の違い

「抜歯」と「抜糸」の違い

「抜歯」「抜糸」の違いを、分かりやすく解説します。

「抜歯」は、歯を抜くという行為になる言葉です。

それに対して、「抜糸」の方は、糸を抜くことなので、これらは読み方こそ同じですが、意味は全く違います。

記載すれば間違えることはまずありませんが、口語で使用する場合に、それが医療機関内だと、取り違えてしまう場合がないとは言えません。

その点にだけ気を付ければ、パソコンなどでの変換時にも、見た目で簡単に区別が付くので間違えることはないでしょう。

尚、同じく「ばっし」と読む他の言葉に「末子」がありますが、こちらは全く違う意味で、「末っ子」のことです。

まとめ

まとめ

「抜歯」「抜糸」は、このように違います。

どちらもそうするという意志をもって行う場合に使われる言葉です。