「和睦」と「和解」の違いとは?分かりやすく解釈

「和睦」と「和解」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「和睦」「和解」の違いを分かりやすく説明していきます。

「和睦」とは?

「和睦」とは?

「和睦」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「和睦」「わぼく」と読みます。

「和睦」は、「争いをやめて仲直りすること」という言いがあります。

ただし、友達と仲直りするという場合に使うのではなく、国家間などで使用される言葉になります。

仲睦まじく、依然と同様に平和な状態を取り戻すことを意味する言葉になります。

例えば、戦争状態に近づいているような、緊張関係にある国同士が、話し合いの結果、仲直りすることを決めた場合、「A国とB国が和睦することになった」などと言う文章にできます。

このような話し合いがうまくいかなかった場合は、「和睦に向けて話し合いをしたが、決裂してしまった」などという文章にできます。

さらに、どちらかの国が、不利な条件を呑むことで、仲直りをすることになった場合は、「A国が、不平等な条件を呑み、和睦を成立することになった」などという文章を作ることができます。

「和解」とは?

「和解」とは?

「和解」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「和解」「わかい」と読みます。

「和解」は、「争っていたもの、反発しあっていたものが仲直りすること」という意味があります。

例えば、夫婦げんかが絶えず、離婚の話が出ていたが、仲直りすることができた場合は、「夫婦が和解した」と表現することができます。

また、社内に2つの派閥があり、にらみ合いを続けているような状態があるかもしれません。

このような時、社長が仲直りの調停役を務めて、それが成功した場合は、「社内の対立する2つの派閥が、社長の働きにより、和解を果たした」などという文章を作ることができます。

「和解」「民事事情の紛争で、当事者が互いに譲歩して争いをやめること」という意味があります。

近隣住民同士が争い、裁判沙汰になることがありますが、このような争いをやめる場合「和解」と呼ばれます。

「解決金を払うことで、和解した」などという文章にできます。

「和睦」と「和解」の違い

「和睦」と「和解」の違い

「和睦」「和解」の違いを、分かりやすく解説します。

「和睦」は、「争いをやめて仲直りすること」という言いがあります。

次に「和解」は、「争っていたもの、反発しあっていたものが仲直りすること」という意味があります。

どちらも、争いをやめて仲直りをすることを意味する言葉になります。

ただし「和睦」は、国家間が仲直りをすることを意味する言葉なのに対して、「和解」は、様々な人や組織、集団などが仲直りするときに使うことができる言葉という違いがあります。

このように、仲直りする場面を見たとき、国同士だった場合は「和睦」を、それ以外の場合は「和解」を使ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

まとめ

「和睦」「和解」の違いについて見てきました。

2つの言葉には、明確な意味の違いがありました。

違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。