「直円錐」と「斜円錐」の違いとは?分かりやすく解釈

「直円錐」と「斜円錐」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「直円錐」「斜円錐」の違いを分かりやすく説明していきます。

「直円錐」とは?

「直円錐」とは?

「直円錐」は、底面の縁の中心から、底面のてっぺんに向けて直線を引いた際、垂直にある円錐のことを「直円錐」と呼び、小学校の図形で登場する代表的な円錐のことです。

逆に、底面の中心と、てっぺんが垂直でなく歪んで斜めにクロスするものは、「斜円錐」と呼びます。

「斜円錐」とは?

「斜円錐」とは?

「斜円錐」は、底面の縁の中心とてっぺんが垂直に交わらず、とりあえずクロスするもので、要は斜めになっている「円錐」です。

なお、円錐と聞いて日本人が思い描くのは、「直円錐」でこれは小学校で習う円錐の基本の形であるが故、斜めになっている、「斜円錐」は円錐と言われても即座に思いつく形ではありません。

「直円錐」と「斜円錐」の違い

「直円錐」と「斜円錐」の違い

「直円錐」「斜円錐」の違いは、円の中心からてっぺんにかけて線を引いた際、栓が垂直にあるか同化で垂直にあれば、「直円錐」で歪みがあれば、中心からクロスしたとみなして+の交わりではないということで「斜円錐」と呼びます。

「直円錐」の例文

「直円錐」の例文

・『直円錐状のランプ』
この例は、底面が縁でありつつその中心からてっぺんにかけて垂直である円錐の形のランプです。

小学校で習う、円錐の形をしたランプだと思っていただければわかりやすいでしょう。

「斜円錐」の例文

「斜円錐」の例文

・『斜円錐状に金属を加工する』
この例は、「斜円錐」という「直円錐」を斜めにした形の形状の金属を作り出すという例です。

これは、金属の加工においては技術を必要としており、その理由は垂直ではなく、歪みを計算して金属を加工する必要性が生まれるため、歪みの計算ができていない場合、歪みがさらに歪んでしまうことがあり、まっすぐにクロスする歪みを作り出すことが難しいが故、金属加工技術においては高難易度が「斜円錐」になります。

なお、斜円錐の形の金属の使い道は、ガラスを空気で噴射して研磨する機械の形状が「斜円錐」の形状のものがあり、金属の研磨などに使用する機械に用いられます。

まとめ

まとめ

「直円錐」「斜円錐」の違いは見るからに違いがあり、その違いは形が垂直にあるかどうかでてっぺんがまっすぐにあり見た感じ左右が対象であると確認できるものは、「直円錐」です。

無論、「斜円錐」も円の中心から斜めにてっぺんがクロスしていますが左右は対象にあり上下も対象となるため、このケースでは、頂点となる位置が円の真ん中にあるかどうかが重要になります。

頂点が円の真ん中にあれば、それは「直円錐」でこれは肉眼で見ても左右が対象で上下も対象だと分かります。

ですが、「斜円錐」も円の中心点とてっぺんの中心線こそズレていますが左右は対象になるため、違いにおいては、円の中心点の重なり方が両者は異なると言えます。

なお、一般的に円錐と言われると、「直円錐」のことを指しますので「斜円錐」のことはあまり円錐だということは無いでしょう。