「津波」と「高潮」の違いとは?分かりやすく解釈

「津波」と「高潮」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「津波」「高潮」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような違いがあるでしょうか。

「津波」とは?

「津波」とは?

「津波」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「津波」「つなみ」と読みます。

「津波」「地震や海底火山の噴火などによって生じる、とても波長の長い波」という意味があります。

沖から海岸に近づくにつれて、波高を急激に増し、港や湾内で以上に大きくなります。

大きな「津波」が起こると、港周辺だけでなく、町の中心部を飲み込み、破壊するような威力を持ちます。

大きな河川などがある場合は、数kmも逆流して、陸地の深いところまで、水が達することがあります。

逆に引き波のターンに入ると、陸地の句深くにあるものなどが、沖合へと流されることになります。

「津波」が発生する確率がある地震が発生したとき、「津波警報(つなみけいほう)」がテレビや携帯電話、自治体に設置されたスピーカーなどから流れます。

「津波警報が出たから、すぐに非難をしよう」「津波を想定して、避難訓練をしておこう」などという文章を作ることができます。

また、大きな力が一気に押し寄せて、何もかもを奪ってしまうような現象に対して、比喩的に「津波のように」と言うことがあります。

「不幸が津波のように押し寄せてきて、すべてを奪って行った」などという文章を作ることができます。

「高潮」とは?

「高潮」とは?

「高潮」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「高潮」「たかしお」と読みます。

「高潮」「台風通過による強風、または気圧の変化により、海水面が異常に高まる現象のこと」という意味があります。

「高潮特別警報(たかしおとくべつけいほう)」という特別警報があり、数十年に一度しか来ないような台風や、それに準ずる温帯低気圧が発生したときに、「高潮」になると予想され、発表されます。

「高潮」は波長はそれほど長くはなく、破壊力もそれほど強くはありません。

ただし、高波が発生するため、沖合を運行する船などの安全が危険にさらされることがあります。

「津波」と「高潮」の違い

「津波」と「高潮」の違い

「津波」「高潮」の違いを、分かりやすく解説します。

「津波」「地震や海底火山の噴火などによって生じる、とても波長の長い波」という意味があります。

一方「高潮」「台風通過による強風、または気圧の変化により、海水面が異常に高まる現象のこと」という意味があります。

「津波」の原因は字陳謝海底火山の噴火で、「高潮」は台風や低気圧という違いがあります。

また、「津波」は破壊力が強く、陸地に近づくほど波が大きくなります。

一方の「高潮」は、破壊力がそれほどではなく、沖合でも陸地近くでも、同じ程度の波の大きさだという違いがあります。

まとめ

まとめ

「津波」「高潮」の違いについて見てきました。

地震により発生するかもしれないのが「津波」で、台風により発生するかもしれないのが「高潮」と覚えておくといいでしょう。