韓国語の「モシダ」と「テリダ」の違いとは?分かりやすく解釈

「モシダ」と「テリダ」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、韓国語の「モシダ」「テリダ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「モシダ」とは?

「モシダ」とは?

「モシダ」とは、「(目上の人・立場が上の人に)仕えること・はべってお世話する・大切(大事)にする」を意味している韓国語の他動詞です。

さらに「モシダ」という他動詞には、 「(目上の人・立場が上の人を)案内すること・同伴する・お供する・お招きする」といった意味合いもあります。

「モシダ」は、自分よりも「身分・立場が上の相手」に対して使われる敬意のこもった他動詞なのです。

「テリダ」とは?

「テリダ」とは?

「テリダ」とは、「(目下の人・動物などを)連れていくこと・率いる・引き連れる・伴うこと・抱えること」を意味している韓国語の他動詞です。

「テリダ」というのは、自分よりも「身分・立場が下の相手」「動物」に対して使われることが多い、「連れていくという上から目線のニュアンス」を感じさせる他動詞なのです。

「モシダ」と「テリダ」の違い!

「モシダ」と「テリダ」の違い!

韓国語の「モシダ」「テリダ」の違いを、分かりやすく解説します。

韓国語の「モシダ」「テリダ」はどちらも「一緒に行く・同伴する」といった同じ意味合いを持っていますが、他動詞として使用する相手との上下関係に違いがあります。

「モシダ」という他動詞は尊敬語としてのニュアンスがあり「自分よりも地位・身分・立場が上の相手(目上の相手)」に対して使われますが、「テリダ」という他動詞は反対に「自分よりも地位・身分・立場が下の相手(目下の相手)」に対して使うという明確な違いがあります。

また「モシダ」には「テリダ」にはない「目上の相手に仕える・お世話をする」といった意味があります。

儒教道徳が根強く残っている韓国では、会話においてどちらが上の立場(下の立場)なのかを気にすることが多いので、目上の人に対してはきちんと「モシダ」のほうを使うようにしましょう。

例えば、「私が取引先の社長をお連れしました(ここにご案内しました)」という文章では、「テリダ」ではなく「モシダ」を使う違いを指摘できます。

まとめ

まとめ

韓国語の「モシダ」「テリダ」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「モシダ」とは「目上の人に仕える・目上の人を同伴する(お迎えする)」などを意味していて、「テリダ」「目下の人や動物を連れていく・伴う」などを意味している違いがあります。

「モシダ」「テリダ」の違いを詳しく調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。