LED電球・蛍光灯の色である「昼白色」と「昼光色」は意味を混同しやすい似た表現ですが、「昼白色」と「昼光色」の意味の違いを正しく理解できていますか?
この記事では、「昼白色」と「昼光色」の意味の違いを分かりやすく説明していきます。
「昼白色」とは?
「昼白色(ちゅうはくしょく)」という表現は、「色温度が約5,000K(ケルビン)で、ナチュラル(自然)な太陽光に近い色味」のことを意味しています。
「昼白色」は品番の記号に「N」が使われるケースが多く、パナソニックの蛍光灯では「ナチュラル色」、NECでは「マイルド色」と表記されています。
LED電球・蛍光灯の色味を表す「色温度」の特徴として、「色温度が高くなるほど青みがかり、低くなるほどオレンジ色がかる」という特徴があります。
昼間の太陽光は「約5,500K」、朝日・夕日のオレンジ色が強い色温度は「約2,000K」になります。
「昼光色」とは?
「昼光色(ちゅうこうしょく)」という表現は、「色温度が約6,500Kで、太陽光よりもすっきりとした青みが強い爽やかな色味」のことを意味しています。
「昼光色」は品番の記号に「D」が使われていて、パナソニックの蛍光灯では「クール色」、NECでは「フレッシュ色」と表記されています。
「昼白色」と「昼光色」の違い!
「昼白色」と「昼光色」の違いを分かりやすく説明していきます。
「昼白色」とは「色温度が約5,000K(ケルビン)で、昼間の自然な太陽の光に近い色味」のことを意味しています。
それに対して、「昼光色」とは「色温度が約6,500Kで、太陽光よりも青みが強いすっきりとした色味」のことを意味しているという違いがあります。
「昼白色」と「昼光色」の違いは、「人の視覚で認識する色味の違い(色温度の違い)」にあるのです。
まとめ
「昼白色」と「昼光色」の意味の違いを詳しく解説してきましたが、いかがだったでしょうか? 「昼白色」の表現は「自然な太陽光に近い色温度の色合い」を意味していて、「昼光色」の表現は「太陽光よりも青みがかっている感じの色温度の色合い」を意味している違いがあります。
「昼白色」と「昼光色」の意味の違いを調べたい時には、この記事を読んでみてください。