この記事では、「処置」と「措置」の違いを分かりやすく説明していきます。
「処置」とは?
「処置」の意味と使い方について紹介します。
意味
「処置」は「しょち」と読み、「状況などを考慮して取り扱うこと」「ケガや病気の手当てや治療をすること」という意味があります。
使い方
「処置」は名詞で、文末には「処置をする・した」と動詞を伴って使います。
現在の状況を考えた上で何らかの対策を実行する時に使ったり、ケガや病気をした時に「応急処置」などとその場で手当てをする時に使ったりします。
基本的に何らかの行動を起こす時に使われる表現です。
「措置」とは?
「措置」の意味と概要について紹介します。
意味
「措置」は「そち」と読み、「状況に応じて必要な手配をすること」「ものごとを軽く扱うこと」という意味があります。
概要
「措置」は名詞で、文末には「措置を取る・取った」と動詞を伴って使います。
ものごとに対して、最初から最後まである方法を用いることを決めて、その手続きを行う時の表現です。
実行するまでに時間がかかることが多く、「法的な措置を取る」「税金の優遇措置を受ける」など、今日明日には結果が出ないことに使われます。
「処置」と「措置」の違い!
「処置」は、「その場の状況に応じて扱いを決めること」「ケガや病気の手当てをすること」です。
「措置」は、「必要な方法や手続きを取り、一連の出来事を解決すること」です。
まとめ
「処置」と「措置」は、すぐに実行するか、一連の流れで行うかの違いがあります。
自分ですぐに出来る時には「処置」、手続きなど流れが複雑な時には「措置」を使いましょう。