「組織風土」と「社風」の違いとは?分かりやすく解釈

「組織風土」と「社風」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「組織風土」「社風」の違いを分かりやすく説明していきます。

「組織風土」とは?

「組織風土」とは?

「組織風土」とは、その組織にいる者が感じている、雰囲気、印象などを言います。

その組織にいない人、外側の人の場合は、当事者に「組織風土が合わないと言っているのを聞いた」「組織風土について教えてもらう」といった言い方になります。

一方でその組織にいる当事者の場合は「組織風土がまったく僕には合わない」「この古い組織風土を、変えていくことは難しいと感じている」「完全能力主義で厳しいと言う人もいるが、私にはこの組織風土の在り方が心地良く感じられる」という風に言います。

「社風」とは?

「社風」とは?

「社風」とは、ある会社における、性質のことを言います。

「そちらの社風とうちでは全然違うと思います」「社風に合わず辞めていく者も多い」「働きやすい社風と評判の企業」「ブラックな社風と世間で噂になっているが、経営者一族は改めることはないだろう」などと使います。

「組織風土」と「社風」の違い!

「組織風土」と「社風」の違い!

「組織風土」「社風」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらの言葉も会社の性質を表す言葉という共通点があります。

しかし、言葉の使い方に違いがありますので、使い分けていくようにしましょう。

まず「組織風土」という言葉ですが、これはその組織にいる者が感じている組織内の空気感、印象という意味になります。

ですから部外者が、使うわけではないということを覚えておきましょう。

部外者の使い方としては「彼に会社を辞めた理由を聞いたら組織風土が合わないとのことだった」という風になります。

一方の「社風」ですが、これはその会社の気風という意味になります。

当事者であれ、部外者であれ一般的に使います。

「どんな社風なのだろうか」「厳しい社風」「社風が今の時代に合っていない」などと言い方は色々あります。

まとめますと「組織風土はその組織の者が感じている雰囲気、印象のこと」「社風はその会社の気風」という意味になります。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「組織風土」「社風」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

会話、文章においてふさわしい方を選び使ってください。