この記事では、「惰性」と「習慣」の違いを分かりやすく説明していきます。
「惰性」とは?
「惰性」の意味と使い方について紹介します。
「惰性」の意味
「惰性」は「だせい」と読みます。
意味は「これまで続いてきた習慣や勢いのこと」です。
「惰性」の使い方
「惰性」は、それまで何となく続いてきた習慣や勢い、流れのことを言います。
自分から意思を持ってやっていることではなく、何となくその様に始まり、ずっと続いていることに対して使われます。
「惰」は「なまける・おこたる」「それまでの習慣や状態が続く」という意味、「性」は「さが」とも読み「生まれつきの性質・性格」「いつもそうであること・習慣」という意味、「惰性」で、「なまけたままの状態が続く」という意味です。
例えば、既に恋愛感情がない恋人と何となく毎週デートをしている時は「惰性で付き合っている」と言います。
「習慣」とは?
「習慣」の意味と使い方について紹介します。
「習慣」の意味
「習慣」は「しゅうかん」と読みます。
意味は「長い間繰り返し行ううちに、そうするのがきまりのようになったこと」「その国やその地域の人々のあいだで、普通に行われるものごとのやり方のこと」です。
「習慣」の使い方
「習慣」は、長い間同じことを繰り返していくうちに、そうして当たり前になっていることを言います。
基本的には人の行動を表しますが、長い間続けることにより、考え方もその様になっています。
例えば「早寝・早起き」は人が繰り返し行うことにより身に付く行動バターンです。
「習慣」は、自分の意思で身に付けられますが、小さい頃から家族の「習慣」として身に付けてきたことに対しては、疑問や違和感を持たないこともあります。
「惰性」と「習慣」の違い!
「惰性」は「これまで続いていた習慣・勢いのままであること」です。
「習慣」は「生活の中で繰り返し行い、きまりになっていること」です。
まとめ
今回は「惰性」と「習慣」の違いをお伝えしました。
「惰性はだらだら続ける」、「習慣は続けて身に付ける」と覚えておきましょう。