この記事では、「要求」と「要件」の違いを分かりやすく説明していきます。
「要求」とは?
「要求」の意味と使い方について紹介します。
「要求」の意味
「要求」は「ようきゅう」と読みます。
意味は「必要なこと・当然なこととして相手に強く求めること」「必要とすること」です。
「要求」の使い方
「要求」は名詞で、助動詞を伴って「要求する・した」と使います。
相手に対して一方的に自分の希望に添う様に申し入れることを言います。
当然の権利であり、やってもらうべきであると思っていることを表し、相手に対して「申し訳ない」という気持ちはありません。
かなり強い意味になりますので、相手に対して失礼のない内容であることを確認しましょう。
「要」は「かなめ」とも読み、「物事の大事な点」「必要であること」という意味、「求」は「もとめる」とも読み「欲して探す」「欲しがる」という意味、「要求」で「必要なことを欲しがる」という意味で使われます。
「要件」とは?
「要件」の意味と使い方について紹介します。
「要件」の意味
「要件」は「ようけん」と読みます。
意味は「大切な用事」「必要な条件のこと」です。
「要件」の使い方
「要件」は、それをするにあたり、欠かすことのできない条件のことを言います。
同じ読み方をする感じ「用件」があり、「するべきこと」という意味がありますが、「要件」の方がより重要度が高くなります。
「必要な要件を満たす」の場合、「相手から指定された条件をクリアしていること」になり、「大事な要件で来た」は「大切な用事がある」というニュアンスになります。
「件」は「くだん」とも読み「問題となるある特定の事柄」という意味、「要件」で「必要とされる特定の事柄」「大事な特定の事柄」という意味で使われます。
「要求」と「要件」の違い!
「要求」は「当然のこととして相手に強く求めること」です。
「要件」は「重要度の高い用事」「必要な条件のこと」です。
まとめ
今回は「要求」と「要件」の違いをお伝えしました。
「要求は強く相手に求めること」、「要件は大切な用事」と覚えておきましょう。
