この記事では、「copy」と「xcopy」の違いを分かりやすく説明していきます。
「copy」とは?
「copy」とは、主にWindows環境において「ファイルをコピーするコマンド(命令)」のことを意味しています。
「copy」では、複数のフォルダ単位のコピーはできませんが、一つのフォルダ内の全ファイルのコピーはできます。
「copy」の定番コマンドは、“copy”[ファイル名][コピー先]になります。
「xcopy」とは?
「xcopy」とは、主にWindows環境において「ファイルおよびフォルダをコピーするコマンド(命令)」のことを意味しています。
「xcopy」というのは、「ディレクトリをサブディレクトまで含めて、ディレクトリツリーのかたちで一括コピーできるコマンド」なのです。
「xcopy」の外部コマンドは“C:\Windows\System32\xcopy. exe”で、定番コマンドは“xcopy /s /q *. *”になります。
「copy」と「xcopy」の違い!
「copy」と「xcopy」の違いを、分かりやすく解説します。
「copy」も「xcopy」も「Windowsの環境でよく使われるファイルをコピーするためのコマンド(命令)」という意味合いは共通していますが、「xcopy」のほうが「copy」よりも高度なコピー機能になっている点に違いがあります。
「copy」のコマンドは「ファイルをコピー(複製)する時に使うコマンド」ですが、「ファイルのコピーのみ(一つのフォルダ内の全ファイルのコピーは可能)」にしか使えず、「複数のフォルダ単位のコピー」には使えません。
「copy」に対して、「xcopy」のコマンドは「ファイルおよびフォルダのコピーをする時に使うコマンド」で、ファイルもフォルダもどちらもコピーできる点が違うのです。
また「copy」には「xcopy」にはない「複数のテキストファイルの内容を合体させる機能」があります。
まとめ
「copy」と「xcopy」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「copy」とは「ファイルをコピー(複製)するコマンド」を意味していて、「xcopy」は「ファイルとフォルダをコピーするコマンド」を意味している違いがあります。
「copy」と「xcopy」の違いを詳しく調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。