みなさんは「インフラエンジニア」と「システムエンジニア」という職種がどのような仕事内容なのかをご存知でしょうか?
そこでこの記事では、「インフラエンジニア」と「システムエンジニア」の違いを分かりやすく説明していきます。
「インフラエンジニア」とは?
「インフラエンジニア」は「IT分野において、システムやインターネットを使うために必要なサーバー・ネットワーク設備を設計したり構築や運用・保守を手がける技術者のこと」を言っています。
「システムエンジニア」とは?
「ステムエンジニア」は「クライアントから要望をヒアリングしてこのニーズに基づいたシステムの設計図を作る職種」と言えます。
一般的に「SE」と呼ばれることが多いのですが、システム構築の要となる仕事と言っていいでしょう。
「インフラエンジニア」と「システムエンジニア」の違い
では、ここで「インフラエンジニア」と「システムエンジニア」の違いを見て行くことにいたしましょう。
どのような違いがあるのでしょうか?「インフラエンジニア」は「ITインフラシステムの設計・構築や運用を行う職種」であり、企業などで必要なITインフラ構築に必要なサーバーやネットワーク設備の設計から構築・運用・保守までも行う技術者のこと」を言っています。
一方の「システムエンジニア」は「ITシステム全般の開発を行うのが仕事」で「クライアントからの要望に基づきニーズに則したシステムの設計図を作る職種」です。
このことから「インフラエンジニア」がインフラ環境を整えて、「システムエンジニア」がそのインフラを基盤としてシステムを開発するというのが役割の違いとなります。
「インフラエンジニア」の例文
では、ここで「インフラエンジニア」の例文を見て行きましょう。
具体的には以下のような文章が考えられます。
・『インフラエンジニアの作業範囲は非常に幅広く多岐に渡っているが、前門の技術領域によってはサーバーエンジニアやネットワークエンジニアがある』
・『インフラエンジニアは、サーバー構築・運用・保守を行い、メールサーバー・Webサーバー・ファイルサーバーなどを設計・構築を行い運用・保守まで手掛けている』
「システムエンジニア」の例文
次に「システムエンジニア」の例文を見て行きましょう。
以下のようなものが挙げられます。
・『システムエンジニアは要件定義から詳細設計までの開発を受け持ち、上流工程を担当すると言ってもいいでしょう』
・『システムエンジニアは要件定義・設計業務を行い、完成したシステムの詳細設計をベースに実際に開発をするのがプログラマーという役割分担がある』
まとめ
ここまで「インフラエンジニア」と「システムエンジニア」の意味と違いを説明してきました。
現代のビジネス環境はIT抜きでは語ることができません。
そのために「インフラエンジニア」「システムエンジニア」ともに欠かすことができない職種と言えるのです。