「アップロード」と「アップデート」の違いとは?意味を詳しく解釈

「アップロード」と「アップデート」の違いIT

「アップロード」「アップデート」はインターネット関連のIT用語として混同して使われやすい言葉ですが、データをウェブ上のサーバーに送信する「アップロード」「アップデート」の意味はまったく異なります。

この記事では、「アップロード」「アップデート」の意味の違いについて分かりやすく解説していきます。

「アップロード」と「アップデート」各々の解釈

「アップロード」と「アップデート」各々の解釈

「アップロード」「アップデート」のそれぞれの意味や使い方の解釈をします。

「アップロード」の意味や使い方

「アップロード」という表現は「ダウンロードの対義語」であり、「通信回線・ネットワークを通じて、別のコンピューター(サーバー)へと能動的にデータを送信すること」を意味しています。

「アップロード」は単に「アップする」とも言われますが、一般的に「手元にあるコンピューター(PC)から、インターネットに接続した別のサーバーにデータを送信すること」を意味します。

「アップロード」の使い方は「昨日の写真をクラウドストレージにアップロードしました」のように、「手元のコンピューターから、WWWに接続した別のサーバーにデータを送信すること(他の人も閲覧可能にすること)」の意味で使う使い方になります。

「アップデート」の意味や使い方

「アップデート」という表現は、「小規模な不具合の修正のために、ソフトウェア(アプリ)を最新のバージョンに更新すること」を意味しています。

「アップデート」の使い方は、「コンピューターに保存しているアプリ(ソフト)やデータを、最新のものに更新・改訂する場合」に使うという使い方になります。

「アップロード」と「アップデート」の違い

「アップロード」と「アップデート」の違い

「アップロード」の表現は、「インターネット(WWW)を通じて、別のコンピューター(サーバー)へ能動的にデータを送信すること」を意味しています。

それに対して、「アップデート」というのは「コンピューター(PC・スマホ)に保存しているアプリ・データなどを、発行元が公開している最新のバージョンに更新(改訂)すること」を意味しているという違いがあるのです。

「アップデート」とは「アプリ・データの更新」であり、「アップロード」のような「手元のデータをインターネットに接続したサーバーに送信してアップする」という意味を持っていない違いがあります。

「アップロード」と「アップデート」各々を使った例文と意味を解釈

「アップロード」と「アップデート」各々を使った例文と意味を解釈

「アップロード」「アップデート」を使ったそれぞれの例文とその意味を解釈していきます。

「アップロード」を使った例文と意味を解釈

「みんなと一緒に撮影した同窓会の写真を、SNSにアップロードしました」

この「アップロード」を使った例文は、「アップロード」の表現を、「みんなと一緒に撮影した写真を、SNSを運営しているサーバーへ送信して友達も閲覧できるようにした」の意味で使っています。

「アップデート」を使った例文と意味を解釈

「ソーシャルゲームのアプリケーションをアップデートすると、今までにない新しい機能が追加されていました」

この「アップデート」を使った例文は、「アップデート」の表現を、「ソーシャルゲームのアプリケーションを最新版に更新すると」の意味を持つ文脈で使っています。

まとめ

まとめ

「アップロード」「アップデート」の意味の違いについて解説しましたが、「アップロード」の表現は「手元のデータをネットワーク接続した別のサーバーに送信(アップ)すること」を意味していて、「アップデート」の表現は「アプリ・データを最新のバージョンへと更新すること」を意味しています。

「アップロード」「アップデート」の意味の違いを正しく理解して、内容や文脈に応じて的確に使い分けましょう。

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