ビジネスや日常会話で、相手が「目上」か「年上」か迷うことがあります。
一体何が違うのか、それぞれの意味についても紹介します。
「目上」とは?
「目上」の意味と概要について紹介します。
意味
「目上」の意味は「年齢や階級・肩書などが自分より上の人のこと」です。
年齢が自分より上、又は社会的な立場が自分より高い、或いはその両方の人のことを言います。
概要
「目上」の由来は、昔の時代に閲覧した時に、頭を下げた状態で「下から目線を上げて見上げる人」という意味からきています。
つまり、自分よりも肩書がある、階級が高い人のことを言います。
現在の日本では年功序列制度があり、「年齢が上の人」の「目上の人」に分類されます。
外資系企業では年齢に関係なく出世できるので、自分より年下でも立場が上の人がいることも多くあります。
この場合、「年下の上司」は「目上」でもあり「目下」でもあり、どの様に扱うかはお互いの関係次第です。
「年上」とは?
「年上」の意味と概要について紹介します。
意味
「年上」の意味は、「年齢が自分より上の人のこと」です。
生れた日が自分より早い人は年上であり、この関係は一生代わりません。
概要
自分よりも生まれた日が早い人は「年上」ですが、日本には「年度」という制度があります。
4月から翌年の3月までを「1年度」としてくくり、学年などはこれに準じて分けられています。
そして同じ年度、つまり学年の人に対しては「年上」という感覚はありません。
学年が違う人に対して「年上」という言葉が使われるのが基本です。
「目上」と「年上」の違い!
「目上」は「年齢或いは立場が自分よりも上の人のこと」です。
「年上」は「年齢が自分より上の人のこと」です。
どちらも自分を基準として決まるので、人により変わってきます。
まとめ
「目上」と「年上」は、「年齢や立場で決まる」か「年齢により決まる」かという違いがあります。
社会人ならばどちらに対しても敬語を使う様にしましょう。