この記事では、「JK」と「JC」の違いを分かりやすく説明していきます。
「JK」とは?
「JK」は、1990年代後半から使われるようになった言葉で、「女子高生」をローマ字にした“Jyoshi Kosei”の各頭の文字から作られた略語です。
ネットでその女子高生のこととしてよく見掛けますが、口語でも「じぇーけー」と発音して普通に使われるようになっており、主に若者が使っている言葉です。
「JC」とは?
こちらの「JC」は、「女子中学生」のことになります。
「JK」と同様に“Jyoshi Chugakusei”の略から作られた言葉で、「JK」より少し遅れて使われるようになりました。
同じ由来の言葉なのに、どうして「JK」の方が先行して使われるようになったのかと言えば、それは、その当時の世相からだと推測されます。
当時はルーズソックスやガングロメイクなどといった女子高生向けの流行りもの、現象などが多かった為、その「女子高生」と簡単に表す為に「JC」のような類語の中でもいち早く使われるようになったと考えられています。
「JK」と「JC」の違い
「JK」と「JC」の違いを、分かりやすく解説します。
これらはそのまま、「女子高生」と「女子中学生」という違いになります。
尚、「女子大生」を表す「JD」も、“Jyoshi Daisei”から作られており、「女子小学生」のこととなる「JS」(こちらは“Jyoshi Shogakusei”の略)といった類語も存在しています。
このような言葉が作られた背景として、会社で主に事務職に就いている女子社員のことを“Office Lady”の略から「OL」と呼ぶことがヒントになり、この「JK」や「JC」といった言葉が生まれたといった考察もあるようです。
まとめ
これらの「JK」や「JC」は、若者が使う分にはいいですが、大人が使うのは少々躊躇ってしまう言葉だと言えるでしょう。
実際にもあまり使っていることはなく、若者が使う為の言葉だと考えておきましょう。