「選別」と「分別」の違いとは?分かりやすく解釈

「選別」と「分別」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「選別」「分別」の違いを分かりやすく説明していきます。

「選別」とは?

「選別」とは?

「選別」とは、より分けることを言います。

他のものと比べて「優れている」として区別することでもあります。

「実力で選別されたのだから自信を持っていい」「さくらんぼを選別して出荷」などと使います。

「分別」とは?

「分別」とは?

「分別」とは「ぶんべつ」と読みます。

意味は種類、性格などによって分けることを言います。

例えばよく使われる言葉で「分別収集」というものがあります。

これは家庭から出るごみを燃えるごみ、燃えないごみ、プラスチックごみなど、分けて集めることを言います。

また、物事の判断、わきまえるといった意味合いでも「分別」という言葉を使います。

ですが、この場合は「ふんべつ」と読みますので違う言葉として覚えるようにしてください。

「選別」と「分別」の違い!

「選別」と「分別」の違い!

「選別」「分別」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも「区別する」という共通の意味を持っている言葉です。

しかしそれ以外の意味合いに違いがありますので、使い分けをするようにしましょう。

まず「選別」です。

これはより分けるという意味なのですが、他のものより優れているとして区別するということによく使います。

「成績で選別」「実力で選別」「綺麗な形のものを選別」などと言い表します。

一方の「分別」ですが、これは種類、性格などによって別々にするという意味になります。

そして、物事の道理を判断する、わきまえる、そのような能力があるという時も「分別」という言葉を使うのですが、これは読み方が「ふんべつ」となりますので混同しないようにしてください。

簡単にまとめますと「選別は優れているとして区別する」「分別は種類で区別する」ということになります。

前後にある言葉、雰囲気でどちらの言葉が適当なのか判断するようにしましょう。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「選別」「分別」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

どちらも「区別する」という意味合いが同じですが、それ以外の意味合いが違いますので気をつけて使ってください。